ふだん着物ぷち女将の、ぶっちゃけ話

2013/07/03(水)17:11

簡単な着物の着方、浴衣編

☆着方☆ 着物&浴衣(8)

日常を着物で過ごすぷち女将、今日はチョー簡単なあたしの着方を紹介します これはあくまでもあたしの着方ですから、ご参考に 着物の着方は自由です 今回は浴衣、着物を一枚で着る着方です まず下着と使う小物。 ブラキャミにステテコ、紐かゴムベルトを2本。 インナーは好きなものでどうぞ! ゴムベルトがあれば食べ放題に行けます(笑) 下着の上から着物を羽織って、背中でピンと張るようにして裾の長さを決めます。 短いと歩きやすいし、長いとドレッシー。 ここから右手→左手の順に前を合わせます。 歩きやすい前合わせについてはこの次の「着物編」で紹介しますね。 褄先をチョイと上げると裾つぼまりに、気にしなきゃそのままでも。 上前を合わせます。 同じく褄先を上げるのは好き好き。 ゴムベルト(腰ひも)で留めます。 これで着物の下半身が決まります。 涼しく着たいなら短くするも良し、同じ着物でも色んな着方ができるのが着物の良いところ。 腰ひもの場所は、大きな着物ならウエスト位にすると残りの布の処理がラク。 ジャストサイズだと苦しくない骨盤上位がラクですね。 ゴムベルトを後ろでクロスさせて前へ持ってきて留めます。 滑らない素材はぜ~んぜん緩くて大丈夫! 滑る素材は締め気味に。 次は余った布の処理。 端折り(はしょり)は無ければいけない物ではありません! 着物を自分の体に合わせて、長ければ端折る。それだけのものですから。 グチャグチャな端折りを整えます。 腰ひもから真っすぐ下にさがるように。 身八つ口から手を入れるも良し、手が入らない物は外側から引いて下げます。 後ろも。 端折りが下がったら、衿の具合を決めます。 この時のコツは、「衿はゆるむもの」として、「目標より詰め気味に合わせる」事。 自分で着ていれば大幅に緩んだら直せばいいだけ。 ゴムベルトか紐でおさえます。 この位置は、上だと衿が緩みにくいし、下だとラク。 この滑らない素材(木綿)だと緩くても止まるので上めでもラク。 後ろでクロスして前に持ってきて留めます。 この時は2本のゴム(紐)が重ねてあります。 次は端折りを整えます。 下前と上前の布が折り返されている部分なので、モコモコが気になるならここで処理。 輪に手を入れて下前にあたる布を、輪の中で上へあげます。 上げてキレイに整えたら、先ほどの二重になっているゴム(紐)の一本を下げて 今上げた内側の布を抑えます。 これが伊達締めやマジックベルト要らずの、涼しくってラクな工夫。 ちなみに伊達締めは、白粉を塗って衿を直せない花嫁さんのための着付け道具。 広く抑えつける為の道具なので「普通の着替え」には必要ないと思っています。 後ろも、端折りが長ければゴム(紐)に噛ませるだけ。 両脇のグチャグチャはタックを取ったり、突っ込んだり。 何となく帳尻合わせ…そんな感じで全然大丈夫! ただ簡単に体に沿わせて着たら、こんな着姿です どこか変ですか? キャラが変なのは自覚してますので、突っ込まないよーに(笑) シワなくまっ平らな着姿が「美」とされていた時代に 「着物は苦しい・面倒」と植え付けられました。 元々はそうじゃない。 不要なものはいずれ淘汰されて、本来の姿に戻ります。 防弾チョッキのような体ではなく、自分の体に沿わせて着る。 女性の美しさ・丸みが一番綺麗に見える着方だと思います 丈もたるみも衿の開き具合も、それは個性。 着やすく着れば、不思議な事に大昔の女性に逢えます にほんブログ村 たくさんの人に見ていただきたいので、ポチっと応援お願いします↑↑

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