2013/07/03(水)17:11
簡単な着物の着方、浴衣編
日常を着物で過ごすぷち女将、今日はチョー簡単なあたしの着方を紹介します
これはあくまでもあたしの着方ですから、ご参考に
着物の着方は自由です
今回は浴衣、着物を一枚で着る着方です
まず下着と使う小物。
ブラキャミにステテコ、紐かゴムベルトを2本。
インナーは好きなものでどうぞ!
ゴムベルトがあれば食べ放題に行けます(笑)
下着の上から着物を羽織って、背中でピンと張るようにして裾の長さを決めます。
短いと歩きやすいし、長いとドレッシー。
ここから右手→左手の順に前を合わせます。
歩きやすい前合わせについてはこの次の「着物編」で紹介しますね。
褄先をチョイと上げると裾つぼまりに、気にしなきゃそのままでも。
上前を合わせます。
同じく褄先を上げるのは好き好き。
ゴムベルト(腰ひも)で留めます。
これで着物の下半身が決まります。
涼しく着たいなら短くするも良し、同じ着物でも色んな着方ができるのが着物の良いところ。
腰ひもの場所は、大きな着物ならウエスト位にすると残りの布の処理がラク。
ジャストサイズだと苦しくない骨盤上位がラクですね。
ゴムベルトを後ろでクロスさせて前へ持ってきて留めます。
滑らない素材はぜ~んぜん緩くて大丈夫!
滑る素材は締め気味に。
次は余った布の処理。
端折り(はしょり)は無ければいけない物ではありません!
着物を自分の体に合わせて、長ければ端折る。それだけのものですから。
グチャグチャな端折りを整えます。
腰ひもから真っすぐ下にさがるように。
身八つ口から手を入れるも良し、手が入らない物は外側から引いて下げます。
後ろも。
端折りが下がったら、衿の具合を決めます。
この時のコツは、「衿はゆるむもの」として、「目標より詰め気味に合わせる」事。
自分で着ていれば大幅に緩んだら直せばいいだけ。
ゴムベルトか紐でおさえます。
この位置は、上だと衿が緩みにくいし、下だとラク。
この滑らない素材(木綿)だと緩くても止まるので上めでもラク。
後ろでクロスして前に持ってきて留めます。
この時は2本のゴム(紐)が重ねてあります。
次は端折りを整えます。
下前と上前の布が折り返されている部分なので、モコモコが気になるならここで処理。
輪に手を入れて下前にあたる布を、輪の中で上へあげます。
上げてキレイに整えたら、先ほどの二重になっているゴム(紐)の一本を下げて
今上げた内側の布を抑えます。
これが伊達締めやマジックベルト要らずの、涼しくってラクな工夫。
ちなみに伊達締めは、白粉を塗って衿を直せない花嫁さんのための着付け道具。
広く抑えつける為の道具なので「普通の着替え」には必要ないと思っています。
後ろも、端折りが長ければゴム(紐)に噛ませるだけ。
両脇のグチャグチャはタックを取ったり、突っ込んだり。
何となく帳尻合わせ…そんな感じで全然大丈夫!
ただ簡単に体に沿わせて着たら、こんな着姿です
どこか変ですか?
キャラが変なのは自覚してますので、突っ込まないよーに(笑)
シワなくまっ平らな着姿が「美」とされていた時代に
「着物は苦しい・面倒」と植え付けられました。
元々はそうじゃない。
不要なものはいずれ淘汰されて、本来の姿に戻ります。
防弾チョッキのような体ではなく、自分の体に沿わせて着る。
女性の美しさ・丸みが一番綺麗に見える着方だと思います
丈もたるみも衿の開き具合も、それは個性。
着やすく着れば、不思議な事に大昔の女性に逢えます
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