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2014年07月12日
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カテゴリ:ミニストーリー

I repeat the same thing


眠い。

あんなに眠っていたのに

意識が遠のいていく・・・・・・・


やっと彼女と会えたのに。





両親がいない僕は

大好きな彼女の親に

認めてもらうことはなかった。


僕と彼女は駆け落ちをすることにした。


二人がいつも会っていた

森の中の秘密の場所で・・・


しかし、僕は当日

事故に遭い、

意識を失った。



僕は、何年も眠り続けた。

深い深い闇の中で・・・



しかし、ある日、

突然、意識を取り戻した。



僕の思いはあの時止まったままだが、

彼女はもう結婚しているだろう。

僕を忘れて・・・



森の中の秘密の場所の

僕たちが愛を語り合うために

置いたテーブルは今は何を語るだろう?



今、未だ、森が残るその場所へ僕は向かった。

僕と彼女の思いが残っているであろう、

あの場所へ。


どうやって、

そこに着いたのか覚えていないが、

あっという間だった。



そして、あのテーブルは今も残っていた。

彼女とともに・・・






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Epilogue

眠い、とにかく眠い。

僕は彼女の傍にいたいのだけれど、

眠ると、事故に遭った場所に戻ってしまうのだ。


そのたびに僕は彼女の元に飛んでいく。


身体はその場所に無くとも、心だけは。

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拾い画像:© Veruschka Transfigurations





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最終更新日  2014年07月12日 23時59分01秒
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