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カテゴリ:台湾生活
教会の人(台湾人)が、
ドイツに住んでいた時のことを話してくれた。 その当時、近所に韓国人日本人の家族が住んでいたとか。 お互い言葉は通じないけれど、 同じ漢字の文化を持つ国。 用事のあるときには、 筆談で用をたしたらしい。 ところが、その韓国人の家族は日本が大嫌い。 いつもその台湾の人の前で日本人を罵り、 日本の製品などは絶対に使わない、買わないという強いポリシーを持っていたらしい。 日本人のほうも、台湾の人とは仲が良かったが、 その韓国人とは、あえて口をきこうとしなかったらしい。 間に入ったその台湾の人は、 親日の親に育てられたために日本が大好き。 日本の製品は何でも品質がいいと信じていた。 かと言って、韓国人に対して何かわだかまりがあるわけではない。 そんなわけで、両者の関係を理解できず、 いつも頭を悩ませていたらしい。 何だか、その話を聴きながら、 東アジアでの台湾の位置って、 とっても貴重に思えてきた。 歴史的なわだかまりがある中国や韓国と日本をつないでくれる。 間に入ってくれる、 そんな存在のような気がしてきた。 台湾だって、日本に侵略された国。 それなのに、こんな役割を担ってくれているとしたら・・・、 何だか申し訳ないような気さえした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.11.02 19:27:42
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