|
テーマ:種から蒔く楽しみ(1393)
カテゴリ:カテゴリ未分類
自分の恩師でもある先輩ブリーダーから極秘にすべき育種内容を公開したことを厳しく指摘された。
育種内容は本来極秘にすべき物で絶対に外部に情報が漏れないようにするのが鉄則とのことであった。私は大きな間違いをしてしまった。職業として育種をしているにもかかわらず育種内容を公開してしまった。私がしている育種内容に違法性がない絶対的な自身があったがそいいう内容と異なる大きな問題をはらんでいることを知った。自分の身を守るために、自分の商品を守るために情報は可能な限りクローズにしなければならない。そのことができなければ育種家としての存続はありえない。早速農場内を再配置し、育種エリアを柵で囲い鍵をかける手配を行った。今月中には工事も終了する。育種エリアには基本的に家族以外誰も入れることができない、育種内容は絶対に公開しないと心に誓った。 改良された品種が私の成果であり、品種が自己表現そのもので唯一の表現方法である事を改めて知った。 今回のような誤解による失敗を二度と繰り返してはならない。違法性が無く一般に行われていることでも自分を守るために知ってしまった以上何らかな処置をとらなければならない場合がある。明日の我が身を思えば当然自分も同じ事をする荷違いない、不要な争いを避けお互いに傷つかないためにも必要なことだ。今回は非常によい勉強になった。 公一郎のブログはhttp://florsaika.com/に引っ越ししました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|