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1ヶ月ほど前になるが、スペインで911テロ事件の容疑としてアルカイダに9万年の求刑が出された。その後の裁判の進捗を今に至るまで見ていないのだが、第一印象は「。。。。冗談だろ?」だった。 この求刑は事件によりなくなった方の数に応じて積算されたのだろうが、非現実的な数字だ。 そしてさらに、実際にはスペインでは最高刑期が30年だった。これも冗談のような話。 どうやら、1人殺した場合の最高刑期が25年ということらしく、最高刑期が30年ということは、一人殺したらあとは一緒ということか? ならば、人殺しの場面を見られたとした場合、目撃者は必ず殺されると思ったほうがよい。 どういう倫理観の国なんだろう? 国によって事件と刑期の関連は多種多様だ。 麻薬を所持しただけで30年の禁固となる国もあれば、合法ドラッグの種類が多い国もある。 死刑のワンランク下が終身刑という国もあるが、日本は無期懲役だ。終身刑とは違う。なめネコの「死ぬまで有効」とも違う。 無期懲役というのは理論的には15年程度でも出所することが可能らしい。 20歳の若者が無期懲役を受けても35歳には出所してくる、ということだ。 日本の平均寿命が現在男性の場合70歳代後半だったと思う。この平均寿命というのは正式には「平均余命」といわれ、今年生まれた赤ちゃんが何歳まで生きるかを統計的に計算したものと聞いている。だからわれわれは生まれた年に発表された平均余命を調べなければならないわけだが、まぁ、この手の数字はまさに個人差が大きく、あくまでも国としてのトレンドを他国の情勢と比べるためだけに出している数字だから深刻に考える必要はない。 いずれにせよ、平均寿命は平均であって、誰か早く亡くなる人がいたら、誰かがその分長く生きている計算になる。平均寿命が仮に77歳としたらその意味は、世の中に3人しか人がいなかったとして、一人は77歳で亡くなり、一人は67歳でなくなったら残りの一人は87歳まで生きたということだ。 つまり、35歳で出てきたら、そんな人間があと50年我々の社会に潜伏している可能性があることを意味する。 むろん、改心しているケースもあるはずで、刑期を終えて出てきた人を偏見視するのはよくない。偏見が新たな犯罪を作るケースもある。 だけど、ここ連日の様々なニュースを考えて欲しい。いわゆる、新聞沙汰になっているケースだけで毎日山ほど事件は起きている。彼らのほとんどは刑務所にすら行かないケースがあるだろう。刑務所に行った所で3年以上の実刑となるケースは格段に少ない。 どこに誰がいるのか分からない。どこで誰と接点を持つのかも分からない。 そういう時代だから、朝目覚めたら知らない異性といっしょにいた、というのは恐ろしい時代でもある。 そろそろ日本も「水と安全はタダ」と思わないほうがいい。水だって最近は購入する時代だ。安全を買おう。 安全にもイロイロあるけれど。 とりあえず、今日言いたかったことはコレ。 よく勉強しておくように。 出るから。 ********** 今日の会報はどうでしたか? ********** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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