カテゴリ:まじっす!
いやはや。ゴールデンウィークもあけちゃいますよ。あけると就職戦線も本格化してまいりますね。
おいら、柄にもなく面接官やってます。 質問にも色々あるんだけど、基本的にはその人の反応とか答え方のうまさを見てます。 緊張した状態で、相手の聞いていることに的確に答えられるということは、即、仕事の能力のひとつとなるから。 だから仮に、おいらが 「今日のパンツの色は?」なんて女子学生に聞いたとしてもそれをセクハラとはとらないでほしい。うまくかわす技術を試していると思ってもらえれb(フェードアウト。) いえいえ。実際にはそんな下手な質問しません。 こっちも慣れてるから、向こうの想定しているような質問をすることは最低限に抑えます。 最近こっているのは、「仕事をする上で重視するものを4つほど教えてください。」という質問。 答えたら、それに対しての優先順位を聞きます。 たとえば、 ・職場の和 ・仕事のスピード ・仕事の質 ・会社の方針 という4つが出てきたとしたら、 ・前提とするもの ・重視するもの ・できる限り可能とするもの ・あるにこしたことはないもの の4つに順位付けしてもらいます。 これで、この人の仕事に対する取り組みがわかります。 そもそも4つを思いつかない人は論外。 仕事をなんとなくこなすような人だということだから。 5つ以上出てくるならそれもまたよし。だけど、ちゃんと優先順位付けられないとおいらは納得しません。 「どれも全力でがんばります」なんていうのはこれも論外。 そんな口先だけでものを言う人には大事な仕事を任せることはできないから。 おいらは、上の4つなら、 会社の方針に従うことを前提として、仕事の質を重視し、できればスピードは速く、職場の和は乱さない程度に仕事をしているつもりだ。 もちろん、仕事の種類によっては ・お客様の満足度 ・安全 ・法令遵守 ・平等性確保 とか、いろいろあると思う。 別に、どんな答えが出てきても、それ自体でその人を評価することはない。大事なのは、どういうハートの下に仕事をしているのかを知ることと、どうしてそういう優先順位になるのかを論理的に説明できること。 面接官である私と違う答えであっていい。 「重視するもの」として ・プライベートの充実 ・仕事へのワクワク感 ・自分自身の成長に役立つか なんていうような答えが出てくるなら、ぜひとも話を聞きたいと思う。一般的にこれらは利己主義的だと思われがちだが「人の目」ばかり気にしていては方針がブレて、きちんとした仕事ができない可能性がある。 こういう答えを自信もって説明できる人は物事の優先順位を考えた上で話しているはずだし、仕事の質の向上にも跳ね返ってくるはずだから。 企業は、自分のところのよどんだ空気を気づかせてくれる、フレッシュな風を待っている。 ********** 今日の会報はどうでしたか? ********** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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