カテゴリ:やべ!
108個の地球儀展というのがやっているんですって。 写真を見ると、暗闇の中に光る地球儀を置いて、それぞれの地球儀に現時地球が抱えている問題点をとりあげているのだそうな。 南北反対の地図とか、ある特定の国を中心に同心円を描いた地球儀なんかもあるのだろうか。 私は決して地図マニアではないが、地図を見ていると、それこそ世界を俯瞰した感覚でいろいろなイメージがわく。 都市間の距離について、ある都市ともうひとつの都市が意外に近いことに気づいたり、いままで意識していなかった都市が見えてきたり。 一般に、ニュースで耳にしたり、用事がある都市のことは身近に感じるが、相手側はそうは思っていない、ということがある。東北地方や九州の人は毎日、ニュースやドラマで東京の情報に接するため、東京を近い存在と考えるが、東京の人は一日のうちで東北や九州に思いをめぐらせることはほとんどない。 また、外国で事故が起きたりすると画像と共に紹介されるので判った気になるが、それ以外のときにその町のことを思い浮かべることはない。 たとえば、半日前に事故が起きたといて、その起きた瞬間にその国のことを思い出している人などほとんどいないが、世界中で事故や何らかの話題になることはおきており、おきたあとにその国のことを知る、というのもよくあることだ。 事故がおきた映像などを見ると、これまで旅行したことがある場所の場合親近感を覚えるし、その地域に住んでいる人のことを気遣ったりするものだが。 世界の中で多くの人が注目しているアメリカ。日本人でアメリカの場所を知らない人はほとんどいないと思う。対して、アメリカ人で日本の場所(どの島までが日本なのかということや、大陸につながっている半島は違う国であることなど基礎的なこと)がきちんとわかっている人は思ったほど多くない、という話を聞いたことがある。また、戦争を引き起こした国について知らないケースもたくさんあると聞く。 場所も知らない国にケンカを売る。いや、逆にその程度の情報すらないから現実感がなく、その地域に住んでいる人のことを気遣うことができないのではないか。 そう考えると、休暇の際に海外旅行をするだけでも立派に見聞を深めていることになるのではないかと思う。 というわけで、年末休みはカリブ海に行ってこようと思います。 (あまりにもあつかましいので、上司に相談できず、ここでちょっと言ってみる。だめだといわれたら即座にキャンセル。弱ぇ~!) ********** 今日の会報はどうでしたか? ********** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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