2012/04/02(月)10:14
タイムリミット。
プロ野球史上初となるストライキは、ギリギリの折衝のうえ
なんとか延期となりました(中止ではなく…)
今日現在の合意事項を簡単にまとめました。
1.近鉄とオリックスの合併凍結については、交流試合の導入による可能性を分析したうえで、速やかに回答する。
2.野球協約にある加盟料,参加料について、新たに加盟しやすいように撤廃し、預かり保証金制度などを検討する。
3.来期(2005年シーズン)は、セ・リーグ6球団以上,パ・リーグは5球団以上を確約する。
4.選手会は協議を継続させるため、明日あさってのストライキは実施しない。
5.NPB(日本プロ野球組織)と選手会との間で、構造改革協議会を設け、ドラフト制や年棒などあらゆる問題点を徹底的に協議する。
6.以上の協議が整った場合、以降のストライキは行わない。
でした。
球団数以外の点については「検討する」というコトですので
必ずしも問題が解決したわけではありません。
要するに経営者側が、問題が山積しているので時間をくれないかということですね。
けれども選手側も経営者側も、これからの本来の日本の野球のあるべき姿を、初めて真摯に考えようと向き合ったように思います。
ひとつ間違えば、そのまま沈滞して行くかもしれない野球人気に、一筋の光が見えたように思います。
ここまで築き上げられた選手たちの記録,ファンのみんなの熱い声援,思い出をムダにしないためにも、ぜひ議論を尽くして
今まで以上に魅力のあるプレイやゲームを見られるコトを願います。
頑張れ古田選手会会長!
虎党のボクも熱い応援を送るよ!