|
カテゴリ:海外の旅
前日L.A.からはるばるラスベガスにたどり着き、散々歩き回った私たちはものすごく疲れていた。ホテルに着いたその晩はマーガレットの持ってきたワインと私が日本から持ってきたサキイカで大宴会だったのだ。起きたのは昼の12:00。小腹がすき、タコベルで昼食を取る。
その後はサンレモのすぐ近くのトロピカーナに向かう。マーガレットはラスベガスに着たからにはショーを見たかったようだ。それもただの。それはAir Playと言う名前のショー。空中何かするのだろうか…?開演時間が近くなったのでカジノに入ると、従業員がスロットマシーンをかき集めている。そう、スロットマシーンがステージとなってそこでショーが行われたのだ。なんて安上がりな! MCがスロットステージに立ち、しゃべった後に歌い始めるが、これがまためちゃめちゃうまいのだ。何であなたはプロじゃないの?ある意味プロなんだろうけど、うますぎる。すごいな、アメリカって。どんなにうまくてもテレビにでたりレコード出したりするわけじゃないんだから。きっと、それは彼らの夢なんだろうけど。ショーの内容はというと、天井から吊り下げられた2人のハイレグ美女が空中で芸をする。もう、これでもかってくらいくるんくるんまわっていた。そしてスロットステージの上では一輪車を使っても曲芸や美男美女が軟体人間さながらにアクロバットを披露。会場からは大拍手だ。 そしていよいよカジノに初挑戦。いちばん安いスロットマシーンで5ドルばかしでやったが、やっぱりこんなのではすってしまう。それでもノリコさんは3ドル勝った。場所を変えてまたスロットをするが、たまたま座った台がよかったのか、気がつくとジャラジャラとコインが出てきているのだ。30ドルを軽く超えていた。それを見たマーガレットが 「そんな時は台を変えるのよ!」 とアドバイスしてくる。言うとおりにしたら、全部すっちゃったよ、マーちゃん…。ここでもノリコさんは5ドルくらい勝っていた。 いちばん恐ろしいのはマーガレット。以前、モンティのお母さんがいちばん安いスロットで800ドル勝ったとうのを聞いて、本気度120%。しかし、欲のあるものにはギャンブルの神様はつかないもんなんだな。スロットマシーンの前で足を組んで、眉間にしわを寄せて、タダビール(カジノではアルコールは無料!)をぐびぐび飲む彼女には話し掛けられなかった私たち。写真にとっときゃよかったよ。 続いて入り口にスフィンクスとピラミッドのあるルクソールでまたスロット。もう夕方になっていて、私はネオンとカジノの音で頭痛がしていた。コーヒーを飲んですっきりしたけど、小金じゃ勝たない。ノリコさんとマーガレットは瓶ビールをラッパ飲みしながら歩いている。ちょっぴり恥ずかしかった私は、2人から5メートル離れて歩いた。 大人だけの娯楽施設ではなく、子どもも楽しめるようにたいていどこにでもゲームセンターがある。気晴らしにそこで遊んで、かわいいイルカのぬいぐるみをゲット。私の戦利品はそれだけだ。 しかし、ラスベガスの魅力っていったいなんだろう。私はただただ疲れたし、もうあのネオンは見たくない。頭痛がガンガンの2日間だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[海外の旅] カテゴリの最新記事
|