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カテゴリ:海外の旅
9月2日、アメリカ旅行3日目。メキシコ人姉妹ともこの朝お別れ。マルセラはいい子で、私たちは短い間だったけどよく話した。お互い、メールアドレスを交換した。
この日は町中にある巨匠たちの芸術作品を見ようと出かけるが、なんだか体が疲れてしまっていた。連邦政府センター前にある、カルダー作の『フラミンゴ』だけ発見。芸術作品については後日。マックでシーザーサラダを買い(これがまたでかい上に、チキンまでドカンと乗っている)、シカゴ美術館の隣の公園でランチ。それからホステルへ帰り昼寝をした。 夜はドイツ人の友人、カーステンに会うことになっていた。彼はシカゴから車で1時間のシャンペンという町に住み、大学でドイツ語を教えながら博士課程を取っている。夕方6時半にレイク・ストリートの地下鉄駅入り口で待ち合わせる。地図を見ると近いので歩いていく。金曜日なので人通りも多い。ビルの谷間に夕陽が沈んでいくのがとてもきれいだった。 5分遅れて到着すると、カーステンはもう待っていた。全然変わっていない。ちょっと太った感じがした。彼の大学の友だち、アメリカ人のショーンも一緒に来ていた。2人は背丈、服装も似ていてなんだか笑えてしまった。 夕食はシカゴ名物のピザを食べに行く。シカゴといえばピザなのだ。シカゴのピザは大きい、というかすごいボリュームなのだ。普通のピザは薄いけど、シカゴピザはまるでパイかケーキのような厚みがある。生地もしっとりしていて柔らかいのだ。ジョルダーノス(Giordano's)という有名店へ行くが、週末だけ会ってすごい人。テーブルにつけるまで1時間くらい待った。その間町を散策したりした。 私が食べたいものってことでチーズピザを選び、トッピングはトマト、マッシュルーム、ソーセージ。そして出てきたピザのでかいこと!1切れで十分お腹いっぱいになったけど、無理して2きれ食べた。味もなかなかのもの。 これがシカゴピザ。左端にショーンも写っています。 食後はジョン・ハンコック・センター(John Hancock Center)でシカゴの夜景を見に行く。最上階に上るには10ドルかかるらしく、それなら最上階じゃなくとも、ビルにあるバーでお酒を飲みながら夜景を楽しむことに。もう、メチャメチャきれい!ワインを飲みながら2人の男性に囲まれて(例えいい男じゃなかろうとも)夜景を見る、なんて贅沢な。それも、ショーンのおごり(食事も)。ああ、いい夢見させてもらいました。 しかし、私はその後ダウンタウンに置き去りにされたのだ。彼らの泊っているホテルのある通りに着くと、2人は私に地下鉄に乗って帰ることを勧めた。え?夜の10時半だよ?送ってくれないの?地下鉄に乗るほど遠くはないし、南方面へ向かうレッド・ラインの治安はよろしくない。歩いたほうがましだ。はい、歩いて帰ったわよ、怪しい人がうろついているのを横目に。こぶしを握り締めて、襲われたらいつでも殴れるような体勢で。無事に帰りついたけど、なんて男たちだ! その夜はすぐに眠りにつけた。しかし、夜中にチェックインしてきた2人組み、うるさいわ、明かりをつけるわ、部屋中の人みんな目覚めてしまった。ドイツ人のアンカが明かりを消せって2人に注意していた。えらいぞ、アンカ。 というわけで、翌日もカーステンと会うことになる。なかなかおもしろかったわよ~。いろんな意味で。 ジョン・ハンコック・センター(John Hancock Center) www.hancock-obsaervatory.com お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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