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カテゴリ:ふつう日記
土曜日までは天気もぐずついていたけど、昨日からすっきり晴れて気持ちのいい秋晴れだった。前々から、若者自立支援寮の稲刈りを手伝いに行くことになっていたが、先週は天気も悪かったし、半ばないものだと思い朝寝をしていた。しかし、ヒロミちゃんからの電話で起こされ、行くことになったのだ。前の晩夜更かししていたから少し辛かったのだけど…。それに、ちょっと落ち込むこともあったので、気分転換もしたかった。
母にのこぎり鎌、軍手、長靴を借りて準備をし家を出る。ピーターの家で待ち合わせ、サムもいっしょに4人で田んぼに向かう。もう寮の人たち、お手伝いの人も来て作業が始まっていた。私の両親は米を作っている。子どもの頃は稲刈りの季節に田んぼに行って両親が作業をする傍らで遊んでいたが、大人になって稲刈りなんてするのは初めてだった。足手まといになったらどうしようと、ちょっとドキドキ。 先日までの雨で稲は濡れていたけど、それでも機械で刈れるところだけ刈っていた。稲刈りの機械は脱穀機がついていない。手押し式で、とりあえず刈った稲は紐でくくられて束にはなっていた。それを竹で作った竿にかけ稲をしていくのだ。素人の私にでもできる作業だ。それから、刈りきれていない稲を鎌で切ったり、穂先をそろえたり。体をこんなに動かして仕事をしたのって、久しぶりのような気がする。天気もいいので、稲もすぐに乾き始めた。 お昼ご飯は田んぼの持ち主の奥さんの作った栗入りの炊き込みご飯と穴子入りの散らし寿司。どちらもおいしかった。特に、農作業の後は最高だった。 さて、午後も頑張って作業をするぞ…と思っていたら、母からの電話。しばらく会っていない親戚が来るから帰って来いとのこと。わけありで何年も会っていなかったから、私も会いたい。作業もしたかったけど、帰ることにした。 短い時間だったけど、とても楽しかった。私は家の中の仕事は毎日してるが、田んぼ、畑のことなんてしたことがない。趣味でゴーヤーとヘチマを育てる程度だ、それも食用。田んぼは機械がやるので、ちょっとは菜園いじりでもやってみようかなと思った。 「あんたにゃ無理!」 って母に言われたけれども。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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