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テーマ:最近観た映画。(40000)
カテゴリ:映画の話
この2ヶ月、映画という映画を見ていません。映画館はかれこれ5ヶ月近くご無沙汰だし(そんなに張り切って見たいものもなかった…)、旅行やらなんやらでビデオ、DVDどころじゃなかったけど、10月は頑張って4本見ました。頑張って見るもんじゃないんだけど、一応映画大好きを豪語している私。やっぱりなんか見なきゃね…。と思って選んだ4本がこれ。
エリザ (1995年・フランス) かつてフレンチ・ロリータと呼ばれたバネッサ・パラディの主演作。もう、顔がちちゃっくてかわいいのなんの…じゃなくて、けっこうシリアス。未婚の母エリザは生活に行き詰まり、幼い娘のマリーと母子心中を図るが、マリーだけ助かる。孤児院で育ったマリーは、実の父親を探し出して復讐をしようと試みるが…。 ラストがなんだかわけのわからないまま終ってしまった。実のお父さんを好きになってしまったってこと?それとも父親じゃなかったのか?わからない。でも、マリーが仲間に別れのプレゼントを渡すシーンはよかったなぁ。 ★★☆☆☆ 秘密と嘘 (1996年・イギリス) カンヌ映画祭グランプリ受賞作。男にだらしがなく明るいだけがとりえの女性、ジューン。その母を嫌悪する私生児のロクサンヌ。経済的には豊かだが、夫婦関係がギクシャクしているジューンの弟夫婦、モーリスとモニカ。そこにジューンのもう一人の娘が現われて…。 最初は人間関係がちょっとごちゃごちゃしてしまい、暗いしつまんないなぁ…なんて思ってみていたが、ジューンともう一人の娘、ホーテンスが再会した辺りから急におもしろくなった。ホーテンスがとても魅力的。 ★★★★★ 冬冬(トントン)の夏休み (1984年・台湾) 台北の小学校を卒業したばかりの冬冬は、母親が重病なので妹を連れて田舎の祖父母の家に夏休みの間滞在する。冬冬と妹は田舎でいろいろな人と出会い、様々な体験をする。 子ども映画のようであって、子ども映画ではない。でも、子どもたちの体験する出来事がほほえましいやら、笑えるやらでなかなかおもしろかった。音楽は「仰げば尊し」で始まり、「ふるさと」で終る。どちらも日本の曲では…? ★★★☆☆ 予告された殺人の記録 (1987年・イタリア/フランス) 南米のある小さな町。大富豪のバヤルトは美しい町娘アンヘラを見初め、自分の妻にする。しかし、アンヘラは処女ではなく、実家に帰される。怒った彼女の兄たちは、彼女と関係を持った男性、サンティアゴを殺そうとする。 町中の人がこの予告殺人について知っていたのに、当の本人のサンティアゴだけが知らないのだ。しかも、本当の犯人ではなかったようなので、無駄死に。よくわからない結末だった。 ★★☆☆☆ 秋の夜長、また何かおもしろい映画が見たいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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