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テーマ:大分&熊本 観光地紹介(834)
カテゴリ:大分県散策
大分県北部、国東半島の中央部に位置する豊後高田市は、古い石仏やお寺の多い町として有名です。その静かな山里の中心部に最近は多くの観光客が押し寄せています。それも、私の親の世代といったちょっと年配の方が多いのです。豊後高田市は、昭和の面影が残っている町なのです。
標識に沿って市中心部の駐車場に車を停めると、目の前に「昭和ロマン蔵」という建物があります。明治から昭和にかけて、大分県でも指折りの豪商の持ち物だったそうです。その蔵は観光案内所となっています。有名人も数多く訪れたことがあるようで、写真も飾られていました。最近では「鉄腕ダッシュ」でTOKIOのメンバーが来たのだそうです。 昭和ロマン蔵を抜けると、目の前には懐かしい物が点々とあります。古い車、昔の広告の看板、自転車、子どもの頃に見たことのある風景が目の前に広がっているのです。 私が小学生の頃、リヤカーは普通に学校にありました。 そこにあった「駄菓子屋の夢博物館」に入ることにしました。建物の中に入ったときは、一瞬だけ昭和の町のような作りになっています。昭和30年代の思い出を探すとういテーマで作られているのだそうです。昭和の頃の洋服がショーウィンドウに飾られていたり、たばこ屋さん、食堂の様子が再現されているのです。 こんな看板、よくありましたよね。 券を買って博物館の中に入ると、そこは昭和の頃のおもちゃの世界。壁にはアニメのキャラクターのお面がずらっと並び、鉄人28号やキン肉マンの大きな人形が立っています。ショーケースには、お祭りの屋台で売られていたようなおもちゃが並んでいました。この「すもつくれん」(大分弁で「どうしようもない」、「つまらない」)おもちゃが子どもの頃は欲しかったんですよね。 次の部屋に行くと、今度は人形がケースに入ってずらりと並んでいました。私の小さな頃にはやったようなおもちゃや人形がたくさん。中には、いまだに持っているミッキーマウスのネジ巻き人形や、ケロヨンの人形がありました。私はカエルグッズを集めるのが大好きで、部屋には3体のケロヨンがいるのです。 昭和の茶の間の様子を再現していて、あんなテレビあったな~とか、炊飯器やポットもああいうのを使っていたな~なんて妹と子どもの頃を懐かしみながら見ました。また、古い映画のパンフレット、雑誌、レコードなんかもありました。ピンクレディ世代なので、うちにあるレコードがたくさん並んでいました。 子どもの頃のお茶の間みたい。 懐かしのピンクレディ。 博物館を楽しんだ後は、昔の学校が再現されたところ、洗濯機や冷蔵庫などが展示されていました。ただ、埃をかぶっていたので、くしゃみ連発でした。 オート三輪に乗り込む妹。 ここではオート三輪や昭和30~40年代の車をレンタルして運転することができます。妹は乗りたがっていたけど、妹の旦那は乗り気じゃなかったみたいです。 それから私たちは昭和の面影の残る豊後高田の商店街に繰り出しました。そのお話はまた後日です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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