ハナちゃんといっしょ

2006/03/14(火)10:16

春なのに

季節を感じる話(42)

♪汽車を待つ君の横で  僕は時計を気にしてる  季節外れの雪が降ってる♪ そう、なごり雪です。昨日の朝、起きてみると地面が真っ白でした。でも、うっすらってくらいで、昼まではちらちらと雪が舞っていました。 今朝、目が覚めてベッドの中からテレビをつけると、ブラウン管の中は一面の雪。まあ、すごい、どこかしら~?なんて字幕を見ると、そこは阿蘇。うん?阿蘇?すぐ近くじゃん!って起きてカーテンを引いてみると、わ~お、こちらも一面の銀世界でした。ていっても、2~3センチくらいしか積もってなかったです。同じ町内でも、妹のところは標高500m以上あるから、もっと積もっているんだろうなぁ。 時々晴れたりもするので、地面の雪は解けたけど、草木の上は真っ白だし、まだまだ吹雪いています。あ~、春はいったいどこに行ってしまったのでしょうか。先週までのポカポカ陽気を返せ~って、本当にここは九州かしら?九州のシベリア地帯? でも、なごり雪って嫌いじゃないんです。なごり雪が降ると、美しい思い出がよみがえってきます。あれは中学校の入学式でした。天気もよく、桜は満開のまさに入学式日和。退屈な来賓の挨拶の最中、突然一陣の大風が吹き、外は大吹雪になったのです。雪と一緒に激しく舞い散る桜の花びら、美しくて会場にいた誰もが外の光景に釘付けでした。ほんの5分、10分の出来事だったけど、今でも忘れられません。 あ、なんだか空が暗くなってきました。ひょっとしてもう一降りかしら?もう雪はいらないって!うん?また明るくなったぞ。この寒さを乗り切ったら、南国九州の寒冷地にも本格的な春がやってきます。

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