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カテゴリ:名所・史跡
天拝山の麓にある 椿花山 武蔵寺 (ちんかざん ぶぞうじ) は 筑紫路の古刹として有名で 「今昔物語集」 「梁塵秘抄」 「宇治拾遺物語」 にも名前が出ています。 大治元年(1126年)銘の経筒も出土しているので、平安時代後期が 武蔵寺の最盛期であったと考えられています。 また筑紫野市指定文化財で全5幅からなる 武蔵寺縁起絵図 は 室町時代末期から江戸時代初期頃に描かれたとされています。 境内には筑紫野市指定天然記念物の 長者の藤 があり 武蔵寺創建に関わったとされる藤原登羅麻呂が、死期をさとった時に 自分の姓の藤にちなんで「堂塔の盛衰は、この藤の栄枯にあらん」 と誓って植えたと伝えられています。 藤が開花するゴールデンウィークの4月29日には藤供養が行われ 合わせて藤まつりが開催され毎年多くの方が参拝に来られます。 年末の大晦日には除夜の鐘撞き体験も行われていますので 是非、足を運んでみてください。 藤が開花した時(ゴールデンウィーク頃)の武蔵寺の様子です 武蔵寺 福岡県筑紫野市武蔵(むさし)621 092-922-2670 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.12.20 14:41:59
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