カテゴリ:想い
私の友人が家を建てることになった。
とっても気の合う友人なので彼女の家つくりが私も自分のことのように楽しみ。 で、その友人が「旦那には頭にきた」 っと言い出した!! 我家の旦那ちゃんもかなり優しいほうだが、彼女の旦那ちゃんは私の中では「mr.温厚」 物腰が柔らかく、ちょっとしたことには動じず、知的でいて気さく、緩やかな時が彼の周り には漂っているような旦那ちゃん、 で、私の友人も芯は強いけどそんな旦那ちゃんを尊敬しているようで二人の会話はいつも穏やか。 そんな彼女がこんなことを言うのは我家じゃあるまいし本当に珍しい。 で、事の顛末を聞いて見るとやはり「マイホーム絡み」 うんうん。。わかるなぁ。 理由は旦那ちゃんが「好きにしたらいいよ」っというので本当にそうしたら怒られた というもの。 これかなり簡潔に書いているので「好きにしたらって物事にもよるだろう」っと突っ込まれそうだ けど、我家もこの手のもめ事は家作り中何度したことか!! まぁ、家作りへの熱意が夫婦どちらが強いかということによって かわってくるのだけど、我家も友人宅もそろって熱い想いをみなぎらせているのは妻の方。 スタート地点からそのモチベーションには大きな隔たりがあって走りだすことになるのだ。 妻の方は色々な物件や雑誌をみて長年培ってきた家への夢をどれだけ詰め込めるかと すごい勢いでスタートしたのに対し、旦那ちゃんは「新しい家ってだけでどんな家でも例え 建売だって気持ちよく暮せるよ」なんてことを言いながらゆっくりと歩きだしている。 私たち妻はそんな旦那ちゃんには目もくれず担当さんとのミィーティングや ブログなどから情報を集めまくって 理想の家へとまっしぐら。 そのときには旦那ちゃんは後ろの方で姿も確認できないほど小さくなっている。 よく見ると道草なんかしてたりする・・・。 でも、床材こんな感じがいいと思って、 など具体化してきたあたりから 様子が一変するのだ。 「そんな明るい色は嫌だ」だの。 「コンセントってダサイのがもしや着く訳じゃないよね?」など 言ってきたりする。 私:「だから早くに希望は言ってっていったじゃん!大体私に色々聞かれてもわからないよ」 「旦那ちゃん;「へっ?あんなに色々調べてるんだからわかるかと思ってた」 など途中からあれこれ言ってきたりする。 で、「やっぱ、こっちにしとけばよかった」などと 私が言った日には 「俺は最初からそっちのがいいと思ってた」とか言い出す始末。 私この頃には何度か泣きましたね。 着工され始めると引き返せないことって結構あるから 決めることも盛りだくさん。 ベストなものを望む私に対し、ある中のベストなものを選ぼうとする旦那ちゃん 結局あるもので妥協できない私はメーカーさんが持ってきた中ではなく 自分で探すはめになるので 時間も労力もかかりいっぱいいっぱいに。 まッ自分で自分の首を絞めているのは私なんですが・・・ そんなとき人ごとのようにしたり顔で旦那ちゃんに何か言われると 「何も手伝ってくれないのにクチ挟んで来て!!だから最初から希望とか意見とかいってよ」 っと泣いちゃったりしてたわけで。 でもこう文面にすると私かなりウザイ・・・ですね。 旦那ちゃんは、「わかったよ、ごめんね」 っとそういうとよくカタログをおもむろに引っ張ってきて 選んだりしてたな~。なんか今更ですが、すんません。 ってな訳で家作りへの温度差で夫婦間で、普段はもめない 冒頭の友人夫婦でさえ喧嘩になるものなのだ。 たいていの人は一生のうち1度しか建てられない我家。 そりゃあできる範囲で自分の理想に近づけたいし、失敗もしたくない。 男の人は女の人よりも想像力に欠けるのかなかなか家のイメージを形のない段階から思い描けない のかな。 で、そんな形のないものの説明が上手にできない私たち女性陣。 女同士だったら「オシャレなカフェ風で」なんていうだけで イメージを共有できるのに。 今思うとそんな男性と女性の違いもあるのだから仕方ないと思えるのだけど。 まぁそんなこともあり大変な想いをして建てた我家ですが、この家を1番気に入っているのは 誰でもない我家の旦那ちゃん。 出来上がったときの嬉しそうな顔を見たら そんなこともなんだかどうでもよくなった・・・。 友人もきっと同じように思うのだろうなぁ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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