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カテゴリ:私のつぶやき
以前、NHKの赤ちゃん番組のアイデア大賞に「携帯で自分の子どもの泣き顔を撮影して
その泣き顔の写真を、泣いた本人に見せたら泣きやんだというアイデア」が選ばれた。 そのことでは本人に理由を問う前に泣き止ませるのに、 携帯の泣き顔の写真を見せること それ自体は今はやりの裏技のひとつではあっても奨励してもよいのか、 赤ちゃん本人の気持ち、また親のかかわり方、親子の心理状態などの問題をとらえれば 大賞にしていいわけはない、という抗議にも近い批判があった。 少し問題の方向性が違う観点ではあるけれど こういった情報の発信側と受け手側の問題に絞って考えると 情報を選別する力の弱さ、また何でも自己責任をとことん追及する 社会問題が根底にあるように思う。 子育てに自信が持てない、周囲とコミュニケーションがとれない そこで行き詰って、情報収集に走る、とりあえずやってみる うまくいく場合といかない場合がある うまくいかなかった場合はまた情報収集に・・・ 周囲に相談するのは問題がもう深刻になりかかって、 どうにもこうにもならない時点でやっとどこかにたどりつく 子育てはあなたの責任、子どもがそれぞれ違えば うまくいった成功例のアドバイスも 自分には該当しないとあきらめてしまう・・そして、また自分を追い詰める その結果、その場しのぎの方法であっても 一時的にでも救われる方法をとりつづけるしかない 一時しのぎにはまったら確かにおかしな事態であるけれどね。 でも実際育児はそうひとつの方法がいつもいつも有効ではないですよ 結局悩みは元にもどって、また深刻になる このなんというかジレンマ、ここに何かサポートすることって できないだろうか、この自己責任を追及する社会が親を追い詰めて いってしまう現実の背景的な問題も含めてね・・・・ これという回答はないかもしれないけれどね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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