酒は百薬の兆?なんて言われているのだが、
この話はある意味で関係するかも?
福祉は晩酌から始まる?
お役所が酒飲みながら福祉サービスする?
なんて言ったら誰でもとんでもないことだと怒るだろう!
「お酒は楽しくふたり酒」事業?
なんだこりゃ?
これは一人暮らしの65歳以上の高齢者に
寂しさを忘れて元気になってもらおうと、
長野県泰阜村(やすおかむら、田中知事が
「好きな自冶体に税金を払いたい」と住民票を移し話題になった村)
で7月から事業を開始するのである!
一人暮らしの寂しさはまだ私には分からないのだが?
金をかけない「ゼロ予算」
金、金が先攻する国の福祉プロジェクトより
相手の気持ちを考えた福祉が、
一番良いのではと思うのは私だけであろうか?
この村には約2100人が住んでいる、
なんとその約4割(約800人)が65歳以上なのだ!
夫や妻を亡くし一人暮らししているのは約80人以上
「一人ずつ顔を合わせて話をすることが、福祉のあるべき姿
だと福祉政策に新たな考えを取り入れ今回の事業に踏み切るのである!
天竜川に沿うように住居が広がるこの地区では、
過去に女性職員が妻に先立たれた高齢の男性を役場の食堂でもてなし、
感謝された経験などもあったという
「いいなあ…! うらやましいな!」 と思っている男性諸君!
ちょっとまだ気が早い?
彼女は一人で、もてなしたのではなかったのだ?
もちろんボデイガードの男性も同席していたのである!
残念!
この「ふたり酒」事業には村の予算は出ない!
職員は自腹をきり相手することになるのだ!
もちろん、職員46人全員を強制するのではない!
有志が快く協力する体制を取っているのだそうだ!
しかも、仕事が終わった午後6時半頃から2時間以内を目安に
酒を飲みながらの歓談となるのである!
将来、血の通った福祉を目指すこの村で一生を終わるのも案外良いかもしれない?
つづく