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2019.06.19
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テーマ:おすすめ映画
カテゴリ:Opinion
第2次世界大戦では、200万人の人達が死亡、日本中の都市と言う都市は、ナパームを使ったM69焼夷弾が無差別に、住宅密集地域に投下して火災を起こし、住宅と工場も一緒に焼き尽くすのが最適の爆撃方法であるとして実行されました。
3月10日の東京大空襲では、私は3才でしたので母親に負ぶされ、小学校1年生だった実兄と共に、錦糸町付近を逃げ回りました。結局は、一夜で10万人の一般市民が殺害され、全て焼野原となりました。
母と兄のお蔭で、生き延びた訳ですが、戦災孤児になっても不思議では無い状況でした。翌日は錦糸町から上野駅まで徒歩で行き、栃木県に疎開、1948年には静岡県に再疎開して、東京都に戻ったのは1950年でした。
その頃は、上野駅辺りには、浮浪児と呼ばれた戦災孤児が多数屯していて、それと比べて貧しいながらも住む家があって親・家族がいる有り難さを実感したものでした。

1948年に制作された映画「蜂の巣の子供たち」は、戦地から復員帰国した青年と浮浪児達の交流を、悲劇としてではなく、淡々とドキュメンタリータッチで纏めた名作です。
映画の後半では「鐘の鳴る丘」の様な、収容施設「みかえりの塔」に入居するのがエンディングで何とかハッピーエンドになっているのが平板とも思えますが、名作の価値を落とすことにはならない様です。

清水宏 蜂の巣の子供たち 1948VOS (Children of the Beehive)

清水宏監督は、終戦以来浮浪児問題に大きな関心を寄せ自ら手元に幾十人もの浮浪児を置き、この映画にもその子供達をえらんで出演させたもので一人の既成俳優も出ていない、全くの異色作品で、セットも使用せず、山陽道のオール・ロケである。

復員兵を演じたのは熱海駅員で、家族を広島で失った「堕ちる女」を演じるのは、京都の百貨店員だということ。彼らは明らかにプロの俳優にない、奇妙な存在感を残している。
映画自体は、下関で出会う復員兵と孤児たちが、仕事を求めて四国の塩田に行ったり、大阪に行ったりしながら放浪してゆくというもの。最後は「みかえりの塔」という清水が1941年に同名の映画で取り上げた場所に、全員で行く。






Last updated  2019.06.19 08:34:35
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maki5417@ Re:玄関前のツツジを剪定-花が咲き終わって(06/02) 当地でもさつき展開催中です。 苗木をもら…
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