「大根役者」というのは“当たったことがない役者”
とのことらしいが、
そんな言葉に使われたほど、ダイコンは古くから食当りを防ぐ
健康野菜として日本人に親しまれ、頼りにされた食品だ!
ダイコン(根の部分)には制ガン力の強いリグニンという
食物繊維が多く、これはおろしたり千切りにしたりして
空気に触れれば触れるほど増えるとのことで、
日常の食生活の中で思わずその特典に預かることができるとのことである。
ダイコンおろしには、便通を整える作用があり、
腸内がきれいになるために血液が浄化され、
結果的に細胞の老化防止、
活性化、美肌づくりという効果もある。
ダイコンを多く食べれば肌は若返り、
若作りに骨身を削っている人にはうってつけの食材で
便秘にも良いということは、痩身にも効くってことなのか?
また、高血圧などでのぼせやすい人の下半身の血行をよくして、
のぼせを解消する。
*すぐ頭に血が登る人にはぜひともダイコンを食べてほしいものだ?
効くかどうか?
2005年10月13日清水三保真崎
さらに、消炎作用があるので、口内炎などの痛みや虫歯の痛み、
歯茎の出血には、おろし汁でうがいをするとよい。
ハチミツを適宜加えて飲めば、咳、声が嗄れ、喉の痛み、
二日酔いに効くなど、古くから種々の効用が伝えられているのである!
もう一つ忘れてならないことは、葉の活用である。
緑黄色野菜の見直しの中で、
それまで無視することの多かったダイコンの葉に注目が集まったのは、
それほど遠い昔でない。
事実、葉には根に比べてタンパク質2.5倍、食物繊維約2倍、
カルシウム7倍、鉄8倍、ビタミンB1 2倍、B2 6.5倍、C 5倍もの
栄養素が含まれている。
カロチン(ビタミンA)に至っては、根では ゼロであったものが、
葉には2600Ug(A効力1400IU)も含まれ、
この数字は野菜類のトップクラスなのだ。
皮膚や内臓粘膜を強くしてウイルスへの抵抗力や自然治癒力を高め、
胃腸を強くし、ガンを予防するのにも役立つ。
胃がん予防にダイコンを食べよう!
つづく