前の晩、結構早め（それでも午前様だけど）に寝たんで、その分早めに目が覚めた。
二度寝しようと思ったんだけどそれも出来ずに、そのまま起きた・・・二度寝って気持ち良いんですよねぇ♪
早めに起きた所で、繁華街は結構開店が遅くなってるんで（それでも日本と同じくらいかな？）出掛けてもしょうがないし
そのまま少しまったりしてた（土曜日って言うのもあったしね）テレビじゃ相変わらず””小燕子”の番組やってる。
まぁ第一集と第二集のＤＶＤが有ったんで、結構長い事続いたりしてたみたいだから丁度良いんだろうけどね。

言葉は分からないくせに、見てると結構引き込まれるから不思議（それも趙薇（ヴィッキー・チャオ、チャオ・ウェイ）の演技に）
やっぱこの番組で認められて、中華圏全体に進出出来たのが分かるような気がするわ...偉そうだけど（笑）
何やかんやで店の開く時間になったけど、テレビに未練が・・・それを断ち切って外へ出る。
別にこれと言ってする事も無かったんで（逆にまたなんか買っちゃうと帰りに困るから）ぶ～らぶ～ら歩いてた。

この後はいつも通りの展開（メディア屋徘徊→お茶屋でまったり→ホテルへ戻る）なんで、端折って夜に行きます。

土曜の夜と言う事で繁華街の混雑が目に見えていたんで、荷物も無い事だし近くの地鉄站から復興門へ向かう事に。
色々行っといて結局地鉄結構乗りましたね・・・発言には気を付けなくちゃ (;^_^A
街中移動用の鞄とペットボトルをＸ線検査器に通して、そのまま改札を通る・・・公共交通共通カードで（笑）
普通旅行者は持ってないよな、こんなもん。やっぱ海外（と言っても中国しか知らんけど）はタクシーでしょう。
日本でも海外でもタクシーにはとんと縁がない私は貧乏人・・・てほっといてんか！（笑）

乗り換え通路は相変わらず人の熱気でムンムンしてるけど、まぁ時間も時間だししょうがないでしょう。
所が！降りる駅で中国本来の姿を目の当たりにしてしまいました。
「次の站だな」と思い扉の方へ行って降りる体勢に入る、電車はす～っと駅に滑り込む。
止まって扉が開いたとたん・・・通る隙間もない程人が扉の前に立ってる！これから乱闘か？オレ？？
少しだけ開いてた隙間から降りたんだけど、まん前に立ってたおやじには思い切りぶつかってやった！
やっぱ中国らしさは健在だったわ...なんか言われたら本気で怒鳴ってやろうと考えてたもん・・・日本語で（笑）

何事も起きなかったんで、そのままエスカレーター工事中の長～い階段を上る（ホントに長いのよ、ここの階段）
階段の途中で足に包帯を巻いたお姉さんを見かけたけど（包帯に血が滲んでた）かなり大変そうだった。
世界的な不景気で内需拡大を狙ってんのか分からんけど、オリンピックが終わって１年も経つのに
未だにそこら中で工事してた（ビルの建設や歩道の整備なんか）人民の利便性は二の次なのね、やっぱ。

少し湿気はあるけど涼しい風が吹いてる中、しばし長安街を東へ向かって歩く（多分日本じゃ汗ダラダラ状態）
少し早めに出たせいか空は若干明るさが残ってる、でも人が少ないのが凄～く心地良い。
そのせいか多少の距離は気にならない。それどころか気持ち良くてしょうがない感じ。
今度からホテル少し外れたところに取ろうかな？なんかマジ思いました。
どうせ、大半は問屋疑で買う事になるだろうし、買った物以外を繁華街で見ればいいし余計なもんも買わないで済む（笑）

いつもの交差点を曲がって暫く歩くと見慣れた光景にたどり着いた。昔ながらの（と言っても2005年以降だけど（笑））
街並みに出会う。ちょっとホッとする時間。観光客なんか絶対来ない場所だかんね（笑）
店の前に行くと扉全開状態！まぁ冷房もない店なんで無理ないけど（湿気の少ない北京にしては、今日は結構湿気が多い方）

店に入ると、お父さんが出前の準備をしてたんで落ち着いた所を見計らって「こんばんわ」と声を掛ける。
パッと振り向いたお父さんはニコッとして「まぁ座りなさい」と促してくれたんでとっとと座る。
「ご飯食べるの？」と聞かれたんで「はい！食べま～す」と言ったら、またメニューを出してくれた。
いつもは炒飯とおかず1品に脾酒なんだけど、前に食べたもやしと牛肉の炒めも美味しかったし
最後なんで（明日は帰りの支度でてんてこ舞いと想定（笑））名物料理も食べたかったから、え～い！と清水の舞台から飛び降りたつもりで
（そんな大そうなもんじゃない）おかずを２品頼んだ。炒飯を先にたいらげて残ったおかずを脾酒の肴にする計画。

所が前回のが残ってると思ってたもやしがもうなかったらしく、お父さんはまた仕入れに出かけた（すんません...）
先に名物料理が出て来たんで、先にそれを食べ始めた（店のお兄ちゃんの笑顔がすごく良かったんだ、これが）
暫くしてお父さんが戻って来ると、飲み物が何もないのに気付いて「脾酒？」と聴いて来たんで「ハイ」と答える。
今回の北京で４本目のビール・・・と言うか今年トータルで10本のんだかなぁ？オレ？？

名物料理は少し脂っこいんで、口の周りや中を洗い流すのに丁度いい感じ・・・と、ここで炒飯の登場。
先に食べ終わる予定が順番が少し狂ったけど、まぁその辺はご愛嬌と言う事で...中国で計画通りに事が進んだらそりゃ大したもんですよ（笑）
食べ初めて暫くすると、今度はもやしと牛肉の炒めが登場。少し濃い目の味付けでいい感じ～♪健康志向の薄味は嫌いっ！
と、お父さんは暑さに耐えかねたらしく外へ涼みに。扇風機はあるんだけどお父さんの座ってた場所へ固定状態（笑）

汗をかきながらハフハフ良いながら食べてたら、店のお兄ちゃんが見かねて扇風機をこちらの方へ向けてくれた（お兄ちゃん、謝謝ね♪）
元々小食の私だけに（元バーシー公斤台の私が言う台詞じゃないわいな（笑））思った通り結構食べるの大変だったわぁ！
と、本日は食べてる最中にお母さんが登場。「こんばんわ」と挨拶してくれたので、私も「晩上好」と中国語で答えた（笑）
ここの娘が何気に日本語が甘いんで、多分教えてもらったんだろうな・・・なんか思ったりした。

やっと炒飯を食べ終わり（やっとなんて言うか？普通？？）適量の脾酒とつまみのおかずが丁度残った。
後は暫くまったりした最後の挨拶をして帰るだけだわな、１日早いけど。
お父さんは戦記物のドラマが好きらしくて重慶の放送局の番組を良く見てる（重慶は戦記物多いし）
お母さんは好みが違うらしくて、チャンネルを変えてバラエティを見てた。
ここで私が喋れれば間も持つんだろうけどね...お馬鹿な日本人が来店してごめんなさい m(__)m

暫くするとお父さんが戻って来て、自分用のつまみを奥から持って来て飲み始めた...お母さんは冷えたお茶（笑）
夫婦で色々話してたけど、何話してんのかさっぱわやです。なんで、テレビとご夫婦を交互に見てた（笑）
そのまま暫くその光景を眺めながらふと時計を見ると、思った以上に時間が過ぎてた！帰らなくちゃだわ。
顔を近づけて「帰ります」と言うと、「おぅ」と言った後「さようなら」としか言わない・・・まだお会計済んでないぞぉ！？

お金を払おうとすると、また「いらないから」と言う・・・商売っ気だしなよ、パパ・ママ！！
「だめだめ！」と言って、前回と同じくお皿を指して「お仕事！」と２回くらい言ったらやっと金額を言ってくれた。
なんで、食べた方が「払います」ちゅうねん！逆やろう、普通（笑）まったく人の良い夫婦なんだからぁ。
ちゃんと払わないと、次に北京に来た時に来難くなるやん...一応でも日本人だから、私（笑）

お金を払った後「明日の夜は帰りの支度で来られないです」と伝えた。パパ・ママありがとさんね m(u_u)m
二人とも立って見送ろうとしてくれた時、その後ろにお兄ちゃんを発見したんで、手を伸ばして「再見」と言いながら握手をした。
その後、お父さん・お母さんと順番に握手をし「また北京に来たら寄らせてもらいます」と言って帰る。
まぁそんな大そうな客じゃないのに、二人して入り口の所から手を振って見送ってくれた・・・何回も手を振って「再見」と叫んだ。

そのままバス停に向かうと、丁度信号待ちをしている目的のバスを発見したので小走りにバス停へ。
土曜の夜のせいか結構混んでて座れなかったけど、真ん中の蛇腹の所によっかかってほんわかとした気分で一路王府井へ。
３度目の夜の天安門前を通る、天安門に堂々と掲げてるスローガンが「世界人民大団結万歳」・・・共産圏だけが浮いてるぞぉ（笑）
そのまま王府井に着いたんでバスを降り、東単方向へ歩を進める...ほんわかした気分のまんまで繁華街歩く気せぇへんから。
大街の反対側と言う事もあり、ビル群の灯りは見えるけど人ははまばらと言う結構いいシチュエーション。
ここで隣に彼女でも居たら言う事なしって感じなんだけど・・・現実は厳しいっす (;_;) トホホ...

東単大街の交差点付近の地下道を通って反対側へ行き、一路ホテルへと向かう。途中で散々カップル見掛けた...石投げたろか！？（笑）
とまぁ、一人寂しく北京滞在最後の日の前々日は過ぎて行ったのでありました...戻ったら荷物の整理せんとなぁ (;^_^A

つ・づ・く

前々日でこれだから、前日は一体どうなるのでせうか？多分地元での日常と変わらんやろうと思う。
地元では殆ど出掛けないのが実情だけど（笑）

では、次回まで再　見！
　


※掲載した写真は本文と関係ありません(笑)・・・