|
カテゴリ:読書
![]() 『忠臣蔵:もう一つの歴史感覚』(講談社学術文庫) ・発売日:2013年11月12日 ・著者/編集:渡辺保 ・出版社:講談社 ・サイズ:文庫 ・ページ数:362p ・ISBNコード:9784062922036 商品の詳細説明 日本人の心の中に「大石内蔵助」という名は一つの男の理想像として刻み込まれている。しかし、このイメージは、実は歴史上の実像とは隔たりがある。それでは、「忠臣蔵」という共同幻想をつくったのは、本当はだれなのか。そして、この壮大なフィクションは、なぜこれほど日本人に愛され続け、『仮名手本忠臣蔵』はどのようにして歌舞伎最大の古典となったのか。明晰な構成と文体で鮮やかに描き出す、第一人者による意欲作。 元禄十四年三月十四日<口の暦> 近松門左衛門の手紙 文盲の吾妻三八 もう一人の大石内蔵助 竹田一族の興亡 元禄十五年十二月十四日<中の暦> 中村松江の恋 尾上菊五郎の性根 偏癡気先生の視点 粋と肚 元禄十六年二月四日<切の暦> 【著者情報】(「BOOK」データベースより) 渡辺保(ワタナベタモツ) 1936年東京生まれ。演劇評論家。慶應義塾大学経済学部卒。東宝演劇部企画室を経て慶應義塾大学、東京大学、淑徳大学等で教鞭を執り、放送大学客員教授。2000年紫綬褒章、2009年旭日小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ご著書にいろいろ啓発されるところの多い渡辺保さんの文庫新刊をさきほど読了。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年11月19日 23時25分21秒
[読書] カテゴリの最新記事
|