太鼓屋ちら　百珍ＷＥＢ

私は長年ドラマーとして活動してきたが、危険な経験もしている。'７０年代後半、当時、福生のライブハウスには、多くのアメリカ兵が押し寄せていた。私のバンドのライブも、しかり、演奏に熱狂し興奮した兵隊の中には、マリファナやハッシシをやりながら観ていたと思われる何人かがいた。喫煙者なら、煙草とは異質の香りが漂うから、解るものだ。後日、彼らは皆、軍警察に捕まり、強制送還されたが、もしライブの時に勧められたら？？？若気の至りでは済まない事になっていたであろうと、肝を冷やした。禁煙して、もう１０年以上になるが、煙草を止めるのだって、随分苦労した。酒は未だ止められない。煙草や酒だって止めるのが大変なのに、ドラッグなんて、もっと止めるのが大変なのは容易に想像がつく。脱法ハーブの取り締まりが、かなり厳しい昨今、覚せい剤の流行を懸念している。