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カテゴリ:映像・音楽
櫂(かい)は三年、櫓(ろ)は三月(みつき)。 浮かしておけば、流される。 さっぱり分かりません。 でも、深い意味があるような気がする。 なんとなく。 この映画で印象的だったシーンが、2つ。 妾の子どもを押し付けられた妻が、夫に叫ぶ。 「自分らの不始末を、あてに押し付けんでぇ」。 21世紀の日本で、夫が愛人と子ども作ったの発覚した日にゃあ。 大騒動になりますわ。 夫土下座で、ひたすら平謝り。 そんなとこでしょうね。 しかーし。 当時は、そんな生温い時代じゃない。 女には、人権も選挙権も無し。 女三界に家無し。 女は、親夫子に従うもの。 女囲うは、男の甲斐性。 妾の産んだ子は、本妻が育て上げる。 天晴、これぞ妻の鑑。 そんな時代の、精一杯の魂の叫びだったんだと思う。 正に血の叫び。 もう一つは、ラストシーン。 今なにかとお騒がせの、石原真理子が叫ぶ。 「女われにすなっ」。 「われにすな」って、方言かな。意味知らない。 足蹴にするな、みたいな意味だと感じた。 このシーン見て、凄い女優だと思った。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年06月17日 15時02分31秒
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