La vida 千代丸

今日は厄日だった。オフィス中の皆に、それぞれ不幸が起きた。
こんな日って本当に有るんだねぇ、恐ろしい～。
んなモンだから、皆が皆一触即発ギリギリの状態で過ごし、空気が痛い程ピリピリしてた。
と、同時に皆泣き出しそうでもあった、本当酷い日だ。
私に降りかかった不幸は、先週突然頼まれて、ダッシュで仕上げたカード。
印刷屋のミスで、各オフィスの所在地が書いてあるはずのページが、会社のロゴマークに...
目を潤ませながら、電話でぎゃんぎゃん文句たれたが、もうどーにもならない。
このカードは、明日の夜のとあるパーティー会場に置く為のモノなのだ。修正させる時間も無い。
仕方無いから、明日は所在地ページを会社でプリントして貼り付ける内職作業に専念だぜ。
唯一救われたのは、印刷工場の機械が壊れ、500枚頼んだカードが150枚しか出来上がらなかった事だ。
コレだって本当なら「ばっきゃろーっ！」モノである。何が何でも500枚必要だったらどーするつもりだったんだ？
だからマジョルカ人達と仕事すんのは嫌なんだよ。絶対、絶対裏切られる。
オフィスを閉めた時、私以上に不幸が重なりクタクタになってるジャックと、
今日の勤務が終わった事を、肩を抱き合い喜び合った。よく頑張ったと慰めあった。
（私は彼のトラブルの２つを半日かけて解決してやったのだ。）
そのまま皆で、同じ通りに出来たPC、グッズ＆教室屋のオープニングパーティーに出席。
用意された軽食を頂きながら、「コレが今日１日の中で一番ベストな出来事だ...」と語り合う。
皆ぐちょんぐちょんに疲れ果てていたので、とっとと退散。つらい明日に備えて休息するのだ。
明日は今日の尻拭い、土曜なのに皆が出勤と言う非常事態だぜ。