モモ

　今年度は、小学校の教頭先生が、代わられた。ＰＴＡ役員にとって管理職の校長、教頭は、一番の理解者であり、協力者。その校長や教頭が転任する時には、着任された先生と、転任された先生と、転任された先生が関わったＰＴＡ役員、校長（教頭）が、参加して、歓送迎会を行うことにしている。幹事は、転任される先生が出た時の役員。私たちも昨年、校長先生の転任の歓送迎会を企画した。今年も昨年度の役員が幹事をしてくださる。幹事は、店の予約、出欠の有無、会計、会の司会をしていただく。さすがに、実行委員会で司会をしていた副会長。上手な進行をしてくださった。伝言ゲームやダーツ。クイズをして、懐かしい同窓会のよう。

　教頭先生は、この小学校に4年間、勤めてくださった。その4年間のうちの半分以上のお付き合いをさせていただいた。4年間の間に関わった役員は、22人。校長先生は3人。思い出は限りなく多い。一番、長いお付き合いの私たちのテーブルに教頭先生が座られた。こうして、一緒に食事をしながら話をしていたら、今も役員をみんなで続けているような錯覚になる。最後にＰＴＡを代表して、私がご挨拶させていただいた。「一分だけね。」と言われても、次々に思いが溢れてきて止まらない。

　息子の通っていた小学校は、人数が多い。教頭先生の行かれた学校も奈良市では、子どもの多い地域。安全対策についての取り決めなど、それぞれの学校で異なるので、慣れるまでが大変だろう。また、着任された教頭は、50名ほどの教職員の名前と顔を覚えるのに、一ヵ月半かかってしまったと話される。