モモ

　久しぶりに家族４人が揃ったし、お天気もよいので、京都までドライブ。うちの子どもたちは、神社、仏閣が好きなので、金閣寺に行った。金閣寺は、中学の修学旅行で広島から来て以来になりから、３０年ぶりくらいになる。子どもたちは、初めてだった。

　入場券が、御札になっている。小中学生用と大人用があって、共に『金閣舎利殿御守護』と書かれてあり、大人用は、『開運招福、家内安全』、子ども用は、『学業成就、交通安全』が、祈願されてある、ありがたい御札の入場券だ。

　じゃみ石を踏んで、庭園の中に入ると、池の向こうにまばゆい光を放つ金閣寺が見える。とても美しく、思わず、歓声を挙げたほど。子どもたちも喜んで、写真を撮った。池は、鏡湖池という名のとおり、水面に映る金閣寺もまた美しい。近くによると、萩の花ごしに見える金閣寺の金箔が、優しい秋の日差しに反射して、ほんとに眩しい。息子が、鎌倉時代の話や足利家のことを知っている限りの話をしてくれる。金閣寺は、お釈迦様の骨を奉った舎利殿を金閣が有名なので、そう呼ばれるのだが、正しくは『鹿苑寺』という禅寺。

　お土産に息子が、金閣寺の形をした貯金箱を購入した。渋い趣味の息子の買いそうなお土産だなって思っていたら、案の定だった。どこに行ったのかわかりやすくていい（笑）。私は、職場のお土産に、ここで、一番人気だという茶団子を購入。
「金閣寺参拝記念に金粉いりの梅茶は、いかがですか？ここにしかありませんよ。どうぞ、どうぞ。」と、お茶を勧められ・・・そんなことをされたら、つい買ってしまう・・・２０グラムで９００円って高い。まあ、金粉いりのおめでたいお茶だから、今度、母が来たら一緒に飲むことにしようと思った。