モモ

　4月になったので、衣替えをして、冬物の衣類の手入れをした。衣替えが終わって、ウオーク・イン・クローゼットの中を片付けた。

　ウオーク・イン・クローゼットのタナの上には、子どもたちの赤ちゃんのころのおもちゃや、絵本、思い出の作品や、小学校一年生の絵日記などが、おさめてあるダンボールの箱がある。そのダンボールの端っこを猫のモモがかじっている。モモは、時々、クローゼットの中に忍び込み、このタナの上にあがって、ダンボールをかじるので、表面に見えるところのものは、プラスチックのケースに入れていて、タナにも上がれないように、工夫しているのに、どうやって登るのか、またダンボールをかじっていた。

　かっじられたダンボールを取り除いてびっくり！！ひどいことのなっていた。表面のかじったところは、小さかったけれども、箱の上、向こうが側は、ほとんどなくなっていて、奥の箱もかじっていて、ダンボールのちぎれたものが、積み重なっていた。おもちゃの中にもいっぱい入っていて・・・・全部、取り出して、掃除して、ダンボールをやめて、とりあえずビニール袋に入れて、収めた。ダンボールは、絶対に置けないなあ。

　モモちゃんは、私が掃除している間もじーと後ろから見ていて、綺麗にしたら、また登ろうとして・・・・まったく。しょうがないなあ。でもね、おかげで、子どもたちの懐かしいおもちゃや絵日記をみて、心の中があったかくなったよ。モモちゃんのおかげだね。

　衣替えも終わり、クリーニングも出して、今日から春の装いになった。黄砂で雲っていたけれども、桜は満開。どこもかしこも春爛漫。そろそろモモちゃんの毛も夏の毛皮に衣替えかな？