テーマ:暮らしを楽しむ(383684)
カテゴリ:家族
昨日は、知人のお譲さんのバレエの発表会に出かけました。娘も行きたがったのですが、彼女はファミリーレストランでアルバイトの予定だったので行きませんでした。息子は塾の自習室に行くというので、夫さんと二人のデートになってしまいました。
会場に着くと、開場まで時間があったけど、もう並んで待っていました。忘れていたけど私たちの発表会のときもそうだったことを思い出しました。 「ねえ。あなたもあの時、こんな風に並んで待っていたの?」 「そうだよ。」 私は、娘と楽屋で準備をしていたので、この場所で、お客様になって入るのは初めてでした。 バレエの発表会は久しぶり。娘の初めての発表会のときと同じ場所。娘がここで初めて躍ったのは小学校2年生。シンデレラの全幕で、彼女はねずみと時計の役でした。幼い娘と、もっと幼い息子も連れて、連日の練習は大変だったな~。今、思えば懐かしい。10年前だ。 子どもたちのコンサート発表のあとのゲストアーチストを迎えてのジゼルの公演も楽しめました。 1幕の終わりに、ジゼルが表現する苦悩、悲しみ、苦しみ、憎しみ、切なさ、辛さ、絶望、哀れ・・・様々な苦痛の言葉が浮かんできて、観ている私も胸が苦しくなるほどの臨場感がありました。バレエは、言葉を使いません。言葉ではなく身体や表情で表現して伝えます。音楽や絵画と同じように芸術というのは、その国の言語を超えて世界に共通の人間の感覚に伝えることができるということを改めて感じました。と、同時に、観るものの中にも共感するという感覚がなければ感じることはできないかもしれないとも思いました。 子どもたちが大きくなって発表会がない歳月を過ごしています。息子のギターは、まだ続いているのですが、なかなか聴かせてはもらえません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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