2012/06/24(日)01:19
G空間EXPO最終日
業界の一大イベントが終了。
前日は遅くまで「もう一つのGeoアクティビティフェスタ」で盛り上がり関内に宿泊。
今朝は外に出るとことのほかさわやかに感じたので、パシフィコまで歩くことに。
結局大汗をかいた訳だが…(笑)
最終日は土曜ということもあり、(B2Bメインの業界という事情から)集客がどうかなとは思っていたが、行ってみると展示ホールの外に長蛇の列が!
「えー!まじか!」と焦ったが、その列は隣でやっていたファイナルファンタジー XI 10周年記念イベントだったというオチ。
それでもシンポジウム会場はなかなか盛況で、午前中にはジオメディアサミット、午後は日本国際地図学会主催の「女子の地図力最前線―“地図ガール”の感性と新マーケット 」と目玉もあった。
その「地図ガール」がなかなか面白かった。
それぞれのパネリストが異なる個性を持っていたのもバランス的にはよかった。
ただ、時間配分や議論の中身を考えると、一人少なくても良かったかも知れない。
最初の「古地図ガール」は強烈なインパクトだった。
プレゼン自体は決してスムーズではないのだけど、知識といい視点といい、エンターテイメントとして成立するレベルだ。
その後の発表は、それぞれの業務における取り組みを反映したものだったが、「分かりやすさ」とは何かを考える視点が面白かった。
男子以上に「一途な地図愛」が感じられたのは気のせいだろうか…
最後の新垣さんの認知心理学の話も良く整理された分かりやすかった。
パネルディスカッションは途中までしか見れなかったので詳細は分からないが、ガラケー率が高いというオチが何とも(笑)
地形図云々の突っ込みがあったようだが、全体テーマが「地図」であるなら、「地形図」も地図の一部に過ぎないのだからあまり本質的な問題ではないと思う。
最後まで見ていないので誤解はあるかも知れないが、途中まで見た感覚では「新マーケット」という部分にまではあまり触れられていなかったようで、それがちょっと残念。
切り口を少し変えた続編も見てみたい。
この3日間(設営も入れれば4日間)でたくさんの人にお会いできたのはよかった。
久しぶりに会う人、初めて会う人、いつもTL上では見かけるのだけどリアルで会うのが初めての人などなど。
人のつながりはオンとオフのバランスが重要
SNSであらかじめ信頼関係が築かれているのは大きいかも。
思えば地図も作り手と受け手の信頼関係が命綱だよなぁ。