2016/10/17(月)02:43
西之島の上陸調査へチームが出発
西之島の噴火後初の上陸調査 火山研究者らが出発(NHK)
2013年の噴火以降活発に活動していた小笠原諸島の西之島。
昨年11月以降噴火や溶岩の流出は確認されず、今年8月には警戒範囲が火口からおよそ500mに縮小されたことで、島の一部への上陸が可能になった。
そこで東京大学地震研究所などの調査チームが、噴火以来初めて本格的な上陸調査を行うことになり、島に向けて出発した。
調査チームは火山活動の変化を把握するため、島に衛星通信機能を備えた地震計を設置するとともに、溶岩や噴石などの採取により、この間、地下からマグマがどのように供給され続けたのかなど、噴火のメカニズムを調べる予定。
当初は島が出現してもすぐ消えてしまうだろうとたかをくくったいたがそのまま成長して、ようやく上陸調査が行われるようになった。
島ができる過程を学ぶにはとても分かりやすい事例だけに、この調査で知見が広がればいい。