テーマ:仕事しごとシゴト(23409)
カテゴリ:オーストラリア就職白書
会社でComms Meeting(3ヶ月に一回、前期の業績発表や新作発表、アワォード発表をする会)があり、今回は会場のホテルで朝食つきだった。朝食は会議の始まる30分前の9時から。9時出勤はないに等しい私は、余裕を持って家を出たのにも関わらず、ハーバーブリッジが終わったところからウィーニヤードのバス停に着くまでに15分を費やし(通常は1分くらい)、少し肌寒い秋の朝というのに汗をかきながらホテルに着いた。
ぜいたくを言ってはいけないだろうが、朝食の種類は少なく、たまご料理もなかった。スモークサーモンとチーズをはさんだベーグル、カステラみたいなケーキ、フルーツ、ヨーグルト、あとは飲み物各種。ベーグルを2つ食べて、フルーツをたくさん頂き、コーヒーは2杯飲んだ。そしてトイレでも行っとくかと思った矢先に、会議が始まるらしくみんな会場の中へぞろぞろと移動が始まり、私もみんなについて中へ入った。 1時間の会議だが、最後の項目に、あのムービー・コンペティションの結果発表があるとのこと。エントリーをしていた私はわくわく。もちろん私のが一等をとるわけはないと信じていたが、誰が一等をとったのかこの目で確かめたくてわくわくしていた。ところが、会が進むにつれトイレにいきたくなり、ムービー・コンペティションの結果発表が始まる頃には脂汗まで出てくるくらい我慢していた。だが、司会者の「では、ムービー・コンペティションの結果発表にうつります。みなさん、とりあえず次のクリップを見て頂きましょう」という声をよそに席を立とうとした途端、会場250人の前の大きなワイドスクリーン上に私の名前の文字が映し出された。隣に座っていた同僚や上司が私の腕をガシッとつかみ、席に座らされた。 えええ?! まじで? 私の名前? そして私の3分間動画が放映された。途中、笑いもあり(でも内容自体は笑いはない)、放映終了。もう脂汗どころか、恥ずかしさのあまり冷や汗と震えまできていた(なぜかというと、映画の中で私自身が登場しているからだ)。司会者が私がどこにいるか捜し、私はステージに上がるよう指示され、スポットライトまで浴びた。「runner up(次点者、2位)、おめでとう!」 そしてiPodTouch(16GB)と映画のチケット2枚分を頂いた。笑顔でありがとうとコメントしたものの、自分の席に戻るのに2列間違えるほど緊張していた。 もう一人、runner upがいてその人の動画が映し出され、最後に優勝者の動画が映し出された。要所に笑いがあり、ストーリもしっかりした素晴らしい作品だった。優勝者はiMac24インチ、SonyのAVCHDビデオカメラ、Final Cut Express 4.0(総額5,066ドル)をゲット。 マックやビデオカメラはもらえなかったけど、2位だったことがめちゃくちゃうれしかった。同僚や上司や隣の部署の人たちまで一緒に喜んだ。会ったことも話したこともない人からおめでとうのメールや言葉がきた。本当にうれしかった。 そして、iPodTouchをもらえたので、これで心置きなく会社を辞められる。実は転職を考えています。会社さま、どうもありがとう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[オーストラリア就職白書] カテゴリの最新記事
|
|