評価:★★★
白夜行ドラマ化、直木賞受賞で、古本屋に行ってもなかなか東野圭吾先生の本をみかけなくなってしまったw
まぁ、いいことではあるが。
ところが、ふらりと寄った地方の古本屋でなかなか手に入れられなかったブルータスの心臓をゲット!!
新品を買えばいいじゃないというつっこみは無しの方向で(・∀・;)
それにしても、タイトルから小説の内容を推測することはほとんど不可能でしょう。
テーマは産業機械。そして、完全犯罪をねらう3人の男達の物語・・・というのはちょっと違うかな。
東野圭吾先生のミステリーでは、犯人が探偵を捜すというような、面白い設定があるのですが、この小説は犯罪の共犯者が共犯者を捜すという面白い設定になっています。
少し昔の作品なので、「ゲームの名は誘拐」などに比べるとイマイチ感はあるのですが、それでもやっぱり平均以上の面白い小説といっていいでしょう。