|
テーマ:外国語話せますか?(437)
カテゴリ:カテゴリ未分類
みんな、ゴメンネ…。毎朝、私は前日の自分の日記を読み返してみることにしている。そうすることによって自分の精神状態がわかるから、というのがその理由なのであるが、今朝、ちょっと気付いたことがある。 最近の私ってえばりすぎてない???? 昨日は 「どうです!私はフランス語ができるんですよ!」 と暗に書いてあった。いや、それも事実ではあるのだが、実は、本当のことを言うと、私は100の力を200に発揮するコツを知っているだけであって、フランス語が完璧なわけではないのである。 という訳で、今日は罪滅ぼしに 【外国語ハッタリのコツ】 を伝授しておこう。 まずは発音を完璧にしましょう。実は私って発音は得意なのよね、という人ほどイヤらしい発音をしている傾向があります。一度、テープにでも録音して、客観的に自分の音を聞いてみてください。悪くないんじゃないの、と思ったら、今度はシャドウイング(=ネイティヴが話すのを聞きながらそれと同じことをしゃべっていく)をして、それも録音して聞いてみてください。自分の発音、リズム、および間の取り方の間違っているのがわかります。 自分の弱点が見えてきたら、その弱点に注意を払いながら直していきます。具体的には、真似する、真似する、真似する。声まで真似する意気込みで、音階まで意識して、綺麗な発音のネイティヴスピーカーを真似します。最初は音節ごとに区切って正確に発音してみてください。できるようになったら文章で、今度は文章のどこに抑揚がつくのかを理解しながら発音してみてください。 上手に話そうとするあまり早口になってしまう人もいますが、これは逆効果です。ゆっくり、一音節ずつ、丁寧に発音するのがハッタリの近道です。 ただ、これは自分の耳を全面的に頼った方法です。私は相対音感すらないらしいのですがどうしましょう?という方は、次の方法を試してみると良いでしょう。 フランス語 意識して口の筋肉を使う。5分しゃべったら口と頬骨に疲労感を感じるくらいが目安です。口がとがる発音と口を引く発音、そして口が緩んだ発音を、わざとらしく強調してください。 米語 文章の中の音階に注目する。日本人の弱点のひとつは文の抑揚です。発声の高低だけでなく、声の質を変えながら抑揚をつけるようにしてみてください。 ドイツ語 アーノルドです、アーノルド。シュワちゃんです。 それでもダメだという方は次の方法を。 フランス語 ときに肩をすくめながら話してみてください。 米語 声を低くしてみてください。ドスを効かせてみてください。 ドイツ語 怒ってください。怒りに声を荒げてみてください。 これは私が日本に出稼ぎに行く度に気付くことなのですが、上級の英語力があるのに発音はカタカナである、という人よりも、実は中級止まりだが発音だけはアメリカン、という人のほうが外国人上司にもチヤホヤされるようです。もちろん仕事内容にも寄りますが、ハッタリの効く場面は意外に多い、ということなのでしょう。 お知らせ 今週末、泊まりがけでロッキー山脈タンデムツアーに行ってきます。メンバーは例の二人(本人含む)。仲間割れが予想されますので、後日日記に期待してください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 22, 2004 04:03:19 AM
|