ゴジラマイナスワン 感想
はじめにゴジラ映画は小学校低学年の頃、僕と近所の友達、その親父さんと3人で観に行ったくらいだった。大人になってから偶然「ガメラ 大怪獣空中決戦」を観てから特撮の面白さを改めて感じる事が出来た。久しぶりにエヴァ・庵野さんの「シンゴジラ」を劇場に観に行った。細かい事はわかりにくいけど内容はシンプル、庵野さんの作品の中で一番好きな作品となった。ゴジラマイナスワンは気になっていたが劇場に観に行く程の関心はなかった。予告編を観てCGが素晴らしい事、戦後日本という舞台設定がいいな・・と思った。どうやら「震電」という戦時中は日の目を見なかった戦闘機が出るらしい・・評判も悪くない・・というか、かなりいい評判が聞こえてくる。観に行きました。結論は面白かった。アラ探し大好きな自分が素直に画面に引き込まれていった。病み上がりの状態で劇場に足を運んだんだけど、劇場から出てくる時はPOWERをもらって生気溢れると言ったら大袈裟だろうか・・うまく言えないけどそんな映画だった。気になった点をあげると・・(以下よりネタバレあり)・「震電」早くメンテナンスして欲しかった。元整備兵の橘(青木崇高さん)を待つ前に。←後に理由がわかるのだが・・・「震電」事前にテスト飛行くらいして欲しかった。以下、映画にはない自分が浮かんだセリフ → 元整備兵の橘(青木崇高さん)がヒトコト「(オプションで)とんでもない量の火薬を積んである。バランスを考えて積んだつもりだ。実際の飛行で動力性能にどんな影響が出ているのか確認して欲しい。」・ 元整備兵の橘(青木崇高さん)にこんなヒトコト言って欲しかった。以下、映画にはない自分が浮かんだセリフ → 元整備兵の橘(青木崇高さん)がヒトコト「(脱出装置について)この装備は戦時中、俺達整備兵が一番、機体に装備したかった装置だ。使ってくれ!」・ ゴジラ戦闘中の水島( 山田裕貴さん)の船団の登場シーンに強烈なインパクトがなかった。もっと事前に緊迫なシーンを入れた方が戦闘中の水島( 山田裕貴さん)の船団の登場シーンに強烈なインパクトを与えていたのではないだろうか・・以下、映画にはない自分が浮かんだセリフ → 「ゴジラが上がらない!」「これ以上の出力はエンジンが焼き切れる!」「くそっ、もう一隻駆逐艦が残っていれば・・」→ポンポン船団登場シーンにも水島( 山田裕貴さん)がそれぞれの船長の前で「船を出し打てくれ!」困惑する船長たちの前で必死の形相で土下座しているシーンをさりげなく入れた方が盛り上がったカナ・・と思う。・ コクピットに貼られた典子(浜辺美波さん)の写真もっと効果的に使って欲しかった。。以下、映画にはない自分が浮かんだシーン→「震電」ゴジラ突入寸前、敷(神木隆之介さん)乱暴にコクピットに貼られた典子(浜辺美波さん)の写真をはぎとる。→視線は前方に置きながらそっと典子(浜辺美波さん)の写真を胸ポケットにしまう→右手をグーにしてその胸ポケットを勢いよくどんっ!と叩く→ 爆薬の安全装置解除 → ゴーグルつけて → 両手で操縦管を強く握り、前方ゴジラを睨みつけ歯を食いしばる・ 最後の涙の再会シーンは何かを使いながら(何使うの?)もっとあっさりして欲しかった。いろいろツマンネェコト書いたけど、細かい事は抜きにして素晴らしい作品でした。苦悩する演技が素晴らしかった神木隆之介さん、秋津(佐々木蔵之介さん)、野田(吉岡秀隆さん)、皆さんキャラが立っていて良かったです。(最後の船上からの敬礼シーン、個々の背景が感じられて良かったなぁ。)とにかくゴジラは怖すぎ・・下手したら幼い子はショ●ベンちびるかも。。シンゴジラとどちらが面白いかな・・。ヒロイン(浜辺美波さん)がいろんな意味で頑張っていたので頭ひとつゴジラマイナスワンが抜け出てるかナ。。