ぬいぐるみじゃない!
1月に長年勤めた会社を辞め、しばし専業主婦生活を楽しんでいるちょこっち。以前は休日しか昼間のお散歩はできなかったけど今は平日の明るい時間帯のお散歩も今日散歩から戻ってきて、チョコを抱っこして(マンション内は抱っこしなければいけないルールなので)エントランスに入ろうとしたら、まだ小学校にも行ってなさそうな小さな女の子が全速力で走ってきて、「これ(リード)貸して」と言ってきた。リードを貸してと言われたのは初めてだったので驚いたけど、以前、他のわんちゃんのブログで、「知らない子供に散歩させて、とかリードを貸してと言われると困りますよね」って書いてあるのを見たことがあり、私もとっさに「貸してはいけない」って判断したんです。チョコは小さくて、体重も2.5kgぐらいなので普段ちょこっちが引っ張られて大変な思いをすることはない。でも相手は小学生以下の小さな子供。万一チョコが急に走り出したら、子供は転んで怪我をするかもしれない。それに、万一子供がリードを手放してしまったら、チョコは車道に出て車にひかれてしまうかもしれない。だから「もう散歩は終わったから大丈夫だよ」とリードは渡しませんでした。それでも子供は「持たせて」と言って私の腕からチョコを取り上げようとしたり、しつこくて大変だったんです。最後までチョコを渡さなかったちょこっちは冷たい大人に見えたかもしれません。チョコはパピーの頃から甘噛みも無かったし、もちろんこれまで噛まれたことはない。狂犬病だって、ワクチンだって受けているから、例え噛まれたとしても病気になることはないと思う。でも、そういうことは問題じゃないの。動物だから、いきなり知らない子供に抱っこされたらビックリして暴れるかもしれない。急に走り出したり、また、身の危険を感じたら自己防衛のために噛むことだってあると思う。万一、噛んでしまったり、上に書いたようなことが起きて、子供やチョコの身に何か起きてしまったら、誰が責任を取ってくれる子供が怪我をしたら、その子のご両親は、飼い主のちょこっちを責めるだろう。でも、チョコの身に何かあった場合も、リードを渡した飼い主のちょこっちが悪いということになるだろう。申し訳ないけど、見ず知らずの子供のために責任を負うことはできない。その子のお母さんが近くにいたら、そう話して丁重にお断りしたけどいなかったので、適当に相手をしてうまく交わしてきました。日頃から飼い主には多くのマナーが求められます。でも、犬に近づこうとする人たちにもマナーってあると思う。「かわいいお子さんですね~。ちょっと抱っこさせてもらえますか?」と言われて、赤ちゃんを見ず知らずの人に渡す親がいますか?犬だって同じ。どんなに小さくて、かわいくて、ぬいぐるみみたいに見えても生き物なんです。親は子供にそういうこともきちんとしつけをしてもらいたい。もちろん子供だけではなく大人もね。思う存分犬を触りたかったら、自分で犬を飼うか、レンタルドッグを借りるかすればいい。家族や知人以外の飼い犬をむやみやたらに触らないことです。長文失礼しました。