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カテゴリ:次男のこと
次男が18才になり、ゆうちょの学資保険がとうとう満期を迎えます。
17年前。 郵便局の女性に、 「下のお子さんは、親と一緒にいられる時間が短いですし、親も年を取りますから、上のお子さんより多めの保険に入ったほうが安心ですよ。」 とすすめられて。 先輩ママのご意見にいたく感心した私は、長男の倍額の学資保険を組んだのでした。 あの頃。若い夫の給料は少なくて、息子たち2人分の学資保険の支払いは、とても大変で。 通帳を見れば、半年払いだったり1年払いだったり。 なんとかやりくりしての入金がうかがえ、ちょっと感傷に浸ってしまいます。 高専に入学した当初は、てっきり進学をするものと思っていたので、 学資保険を高額にしておいた自分に拍手を送ったものだけれど。 気づけば、どうやらお勉強がお嫌いらしい次男坊…。 恥ずかしいわ…親バカ?… 「夢が見られてよかったじゃん。」と夫は言います。 そーだね。 進学校に入らなくて本当によかったよ。 先日、年に1度の個人懇談があり、びくびくしながらも学校へ行ってきました。 今年から専門教科の先生が担任なので、ピントがずれることもなく、充実した懇談でした。 (備忘録として、懇談の内容を残しておきます。つまらないので飛ばしてください。) 赤点が1教科ありましたが、思ったほどひどい成績でもなく、まずは一安心。 「教室では、明るくて楽しそうですよ。」 ──家では、めったに笑わないのに。 「成績も、手を抜いてこの程度に調整していると思います。」 ──はあっ?? 「欠課がありますねぇ。つまらないと帰っちゃうのかな。」 ──なんと… そして。自然の流れで就職の話題に。 (まだ3年生ですが、5年生の春には進路を決めなければなりません。) 母 「どこかに、あの子でも勤まるような楽な職場はないでしょうか?」 先生 「楽な仕事なんてありませんね。でも。彼ならどこへ行っても大丈夫でしょう。」 母 「就職、遠くへ行かせたほうがいいのか家から通えるところがいいのか、わからなくて。」 先生 「家からだしましょう 寮があるようなところがいいですね。」 母 「コンピュータ関係は避けたいと夫が言いますが。」 先生 「そうですねぇ。コンピュータ関係は転職でも行けますから。まずは他の職種がいいかもしれませんね。好きなこと興味のあること、見つけていけると思います。」 すごいよ。先生。 霧が晴れたように明るい未来が見えました。(幻想かも?) 母親って心配ばかりして。かえって息子の将来を狭くするのかもしれませんね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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