シネマに賭けた青春「夢を追いかけた日々」の想い出

2007/04/15(日)14:41

明かされた特攻隊員の真実とは・・・監督・新城卓が魂を映像にぶち込んだ作品!!

日活撮影所あれこれ(20)

「俺は君のためにこそ 死ににいく」はもうすぐ5月12日全国東映系でロードショー公開される。何でこの封切りもされてない作品を・・・と訝しく思う人もいるだろう。私もまだ見ていないからだ。 40年以上昔の話になる。当時。私は日活撮影所で音楽事務の仕事をしていた。新城君と出会ったのは丁度その頃である。 (よく太ったヤツだな)というのが最初の印象だった。製作部の手伝いをしていたように思うが、それから今村昌平(イマヘイ)監督や浦山桐郎監督に気に入られ、彼はいつの間にか助監督に出世していたように思う。 いつの頃だったか、覚えていないが、彼の愛車(軽のバン)に乗せてもらい、彼のアパートへ何度かお邪魔した事がある。そこで将来の希望や映画のことを話し合ったものだ。 沖縄出身の彼の希望は、監督になってオ・キ・ナ・ワを撮ること、それが望みであった。望みや希望と言う程度の甘いものではない。恐らく彼の内面では執念に近いものではなかったかと思う。 ウラさん、イマヘイさんと二人のユニークな監督の下で監督修行をしたことが、今の新城監督の血肉になっているであろうことは想像に難くない。新聞の写真で近影を見せて貰ったが、イマヘイさんそっくりの体躯になっているのにオドロイタ。 監督、いや、新ちゃんと呼ばせてもらっていいかな、長い年月の開きがあって、「お前のことは忘れたよ」と云うかも知れないが、私は忘れていない。この映画は沖縄出身の君だからこそ撮れた作品と私は思う。 ウラさんも、イマヘイさんもきっと映画の完成を喜んでいることだろう。私自身も古き友の作品を心臓が爆裂するような歓喜で受け止めたい。大作の完成を心から”おめでとう”と申し上げて、お祝いの言葉にさせていただく。 ブログランキング参加中 応援よろしくお願いします            ↓ 人気blogランキングへ

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