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カテゴリ:イギリス映画
(LD)チキチキバンバン <ワイド> 不思議な車、魔法の車、船のように水の上を走ったり、空を飛んだり、ミュージカル仕立ての楽しいお話だ。子供たちが喜びそうな場面がいっぱい!! その1: 導入部のクラシックカーレースは何のため??? 1900年代初頭のカーレースがクレジットの下絵に使われている。クラシックカーレースの映画と思わせて、実はポンコツ自動車のチキチキ・バンバンが影の主役のお話。いっそ始まりをカーレースにしても面白かったのではないか。 その2: 生まれ変わったポンコツ車は”夢の車”に変身 夢見る発明家のポッツは炉に投げ込まれる運命だったポンコツ自動車のチキ・チキ・バン・バンを救い出し、見事に走らせることに成功。二人の子供ジェレミーとジェニファーを乗せて海辺へ遊びに出かけた3人は途中、美しい女性トルーリーと出会い楽しい時間を過ごす。ところがポッツの空想癖がもとで海上に浮かぶヨットが、暴君ボンバースト男爵が乗る蒸気船に早替わり……。 暴君ボンバーストはチキチキ・バンバンを手に入れたくてたまらない。そこで何としても手に入れるため部下をイギリスに潜入させポッツの父親をポッツと間違えてさらう始末。 ポッツは親父を救おうとチキチキ号に子供たちとトルーリーを乗せて暴君の乗った飛行船を追い駆ける。道が尽きると空に舞い上がり飛行機と化す。ブルガリア城へ逃げ込んだ暴君を更に追って・・・。 その3: この映画の原作は、あの『007』シリーズのイアン・フレミング さすがにイアン・フレミングの童話が原作というだけあって、飽きさせない工夫は随所に見られるが、007のような切れ味はない。 ブルガリア国は法律で子供を生むことを禁じており、子供たちは地下の洞穴で暮らしている有様だ。ポッツは暴君の誕生日に合わせ、祝いの品に化けて城へ潜入、大勢の子供たちと力を併せて暴君を倒す。そしてーー 「君との結婚が出来そうだ」 ポッツ、トルーリーと熱いキスを交わす。 「覚悟してよ」 「何を?」 「私と結婚しなさい!」 笑いあう二人。 「夢って叶うのね」 「夢ばかり見ていてもだめだ。現実の大地を踏みしめて、一歩一歩確実な人生を進むことだ」 いつの間にか、車は空へ舞い上がっていた。 いささか冗長だが、子供たちに夢を与える作品といえよう。アカデミー賞にノミネートされた傑作である。 1968年 イギリス・カラー 監督 ケン・ヒューズ 出演者 ディック・バン・ダイク、サリー・アン・ホウズ、ゲルト・フレーベ ブログランキングに参加中です 応援よろしくお願いします ↓ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.13 21:32:01
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