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カテゴリ:ア~オ
エヴァ・マリー・セイント、ブロンド女のハートはクールで冷たいと言われるが、彼女は暖かい思いやりのあるハートの持主。それは周囲の人の間では定評のあるところだ。
そんな人柄が画面からも伝わって来るようで、日本でも熱狂的ではなく、ひそかに恋こがれるタイプのファンが少なくない。 彼女は1924年7月4日、ニュージャージー州ニューアークで生まれた。ボーリング・グリーン州立大学で学び、在学中アルバイトでNBCテレビの案内ガールをつとめたのがきっかけでアクターズ・スタジオに入る。 「波止場」でマーロン・ブランドの相手役として監督エリア・カザンに抜擢され、演技派女優として見事アカデミー助演女優賞を獲得した。 舞台、映画に拘わらず、出演作は厳選を極めるため、その数は少ない。人気スターになろうとか、金儲けをしようとか、欲がないとしか思えないほどだ。 「愛情の花咲く樹」「いそしぎ」ではエリザベス・テイラーの引立て役にまわっているが、損な役回りであってもドラマをがっちり支える女性像を創り上げているのだ。その役者根性は中々見上げたものである。 ヒッチコック作品「北北西に進路を取れ」では崖から宙吊になる危険なシーンを演じ、見る者をハラハラドキドキさせた。他には「栄光への脱出」「スーパーマン リターンズ 」「36時間 ノルマンディ緊急指令」などがある。 2009年2月23日(日本時間)、ハリウッドにあるコダック・シアターで開催された第81回アカデミー賞授賞式で助演女優賞のプレゼンターとして舞台に登場し、元気な姿を見せてくれた。 夫は一人で現在も健在である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.30 11:34:12
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