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シネマに賭けた青春「夢を追いかけた日々」の想い出

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くーる31@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
大西俊郎@ リンク了解しました 中々凝ったブログですね。勉強になります。
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カテゴリ:ナ~ノ
◆一生涯保証付・一点もの◆[直筆サイン入写真] ナスターシャ・キンスキー (Nastassja Kinski)

ナスターシャ・キンスキー、彼女は1974年、西ドイツ・ベルリンで気鋭の監督、ヴィム・ヴェンダースの手で発掘された。ヴェンダースはある夜、ディスコの群集の中に不思議な魅力を振りまく一人の少女を見つけたのだ。

13歳になっていたナスターシャは彼の新作「まわり道」で子役としてスクリーンデビューする。その後、僅か数年で、”イングリッド・バーグマンの美貌とブリジット・バルドーの肉体をもつ美女”と言われて時代の寵児となったのである。


ナスターシャは1961年1月24日、ドイツ・ベルリンで生まれた。父親はマカロニ・ウエスタンの”悪役”として鳴らした俳優のクラウス・キンスキーだ。英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロシア語を駆使し、国際的に活躍している。クラウスはロシアの血を引くドイツ人であり、母親はドイツ人。

父は19歳の母が生んだナスターシャを溺愛したが、彼女が7歳の時、新しい恋人のもとへ、彼女と母を捨てて去って行った。ナスターシャは若い母の新たな恋人と3人でヨーロッパ各地を転々とし、再びベルリンに舞い戻った。

少女は非行に走った。父と母の関心を引こうとして、万引きを繰り返したのだ。そして、少年院に送られたことも度々だった。札付きの”不良少女”だったのだろうか。

ヴェンダースは彼女の資質を一目で見抜き、この”不良少女”が性格俳優キンスキーの娘と知るや、成功を確信したという。

ナスターシャはデビュー翌年、「悪魔の性 キャサリン」でまばゆいばかりの肢体を画面いっぱいに披露、”バルドーの肉体”の再来と映画界に衝撃を与えた。

「ローズマリーの赤ちゃん」の監督ロマン・ポランスキーも彼女に目をつけた一人だった。彼はハリウッドでカルト集団に惨殺された女優であり妻だったシャロン・テイトが主演を望んでいた文芸大作「ダーバヴィル家のテス」の映画化をナスターシャで撮ろうと考えたのだ。

ナスターシャは演技の基礎を身に付けるために渡米、ニューヨークのアクターズ・スタジオに入り、更にイギリスで「テス」出演のため、英語の”方言”まで勉強したのである。

79年にはイタリアの名優マルチェロ・マストロヤンニと「今のままでいて」で共演、大胆なヌードを披露した。そして、この年、ポランスキーは「テス」の撮影に入った。

20歳のナスターシャは期待に応え、女の情念を優美かつ官能的に演じて魅力的な主人公像を謳いあげたのだ。

今のままでいて  ワン・フロム・ザ・ハート

映画は成功、続いて彼女に魅了されたフランシス・F・コッポラ監督の「ワン・フロム・ザ・ハート」に出演、ハリウッド進出も果たした。

父の面影を重ねるかのように、彼女の恋の相手はポランスキーをはじめとする年上の男性であった。84年、ヴェンダース監督と再び組んだ「パリ、テキサス」でナスターシャは25歳で新境地を開いて見せた。

パリ、テキサス(デジタルニューマスター版)

この年、”妖精”は男児を出産、父親は誰かと騒がれたが、42歳のエジプト出身の映画製作者で、その後、結婚した。

彼女のその他の作品には、「めぐり逢う大地」「キャット・ピープル」「哀愁のトロイメライ~クララ・シューマン物語~」「エクスタシー・ワンス・モア 愛をもう一度・・・」など、多数ある。

   

その鮮烈な魅力で多くの名監督を魅了してきたナスターシャも今年既に48歳、しかし、彼女の魅力はまだまだ衰えていない。大輪の名花を咲き誇らせてほしい。

私生活では、映画制作者イブラヒム・ムッサとの間に息子アリョーシャと娘ソーニャが、ミュージシャンのクインシー・ジョーンズとの間に娘ケーニャがいる。





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Last updated  2009.12.13 14:08:14
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