シネマに賭けた青春「夢を追いかけた日々」の想い出

◆一生涯保証付◆［直筆サイン入りスチール写真］ サンドラ・ブロック (Sandra Bullock)

サンドラ・ブロック、彼女が中々いい女優さんだと意識したのは「スピード」である。撃たれた運転手に代わって乗客を乗せた大型バスのハンドルを握る。スピードを落とすとドカン！となる恐怖に耐えながら、車を走らせる。

途切れた高速道路を車ごとダイブする場面は圧巻であった。ＳＷＡＴ隊員のキアヌと協力しながら爆弾魔と戦う二人・・・。必見の映画である。

スピード

1994年公開のこの作品でサンドラはキアヌと共に一挙にスターダムに踊り上がったのだ。


彼女は1964年7月26日、バージニア州アーリントンで生まれた。父親のジョン・W・ブロックはアラバマ州出身のヴォイストレーナー、母親はドイツ人オペラ歌手ヘルガ・メイヤーである。

12歳までドイツ・ニュルンベルクで過ごし、子供の頃からバレエや声楽を学び、母親の舞台で小さな役をもらって共演したこともあるという。

イーストカロライナ大学に入学し演劇を学んでいたが中退。名門ネイバーフッド・プレイハウスで演技を学び直してオフ・ブロードウェイの舞台に立つようになる。

そして、彼女はテレビ映画やインデペンデント映画での端役を経て、1994年の「スピード」に出演するのである。

一躍有名になったサンドラは、ファンに愛される "Next door girl"（隣のお姉さん）という愛称が付き、翌年公開の「あなたが寝てる間に…」でゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされる存在となった。

あなたが寝てる間に・・・

この映画もサンドラらしい作品である。シカゴの地下鉄で改札娘をしているサンドラは身寄りのない孤独なシングル。ある日、線路に落ちた”彼”をタッチの差で救出、昏睡状態でベッドに横たわる”彼”を見守っていたところへ、やって来た家族は”婚約者”と勘違い。歓迎してくれる家族に今更違うとは言い出せず、家族の温かさに触れ、戸惑いながらも蘇生する思いの彼女・・・。

ウソから出たマコト、ラストシーンが胸を打つ。小品ながら本物の心温まるラブ･ストーリーだ。

その他、彼女の作品には見るべきものが多いようだ。「微笑みをもう一度」「あなたは私のムコになる」「恋は嵐のように」「シャッフル」「デンジャラス・ビューティー」など恋物語の大好きな女性にはお似合いの作品が続々だ。

　　　　

私生活では2005年7月16日、アメリカを代表するカスタムバイクメーカー「ウエスト・コースト・チョッパーズ」経営者で、ディスカバリーチャンネルの人気番組『モンスター・ガレージ』の司会者でもあるジェシー・ジェームズと結婚。ジェームズには2度の離婚歴があり、3人の子供がいる。

彼女はまだ45歳、発展途上中の女優のように思う。