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シネマに賭けた青春「夢を追いかけた日々」の想い出

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カテゴリ:サ~ソ
ジェシカ・ラング、彼女は銀幕へのデビューを話題作で果たすラッキーガールとして、喧伝されていた。1976年、ジェシカ、27歳のときである。

大勢の映画ファンが公開を心待ちにしていた映画、それは2400万ドル(当時の約70億円)もの製作費を投じて43年ぶりに再映画化した「キングコング」だった。

キングコング(1976)

前作を凌ぐといわれたこの作品は、話題沸騰、特にキングコングにさらわれる美女役に抜擢されたジェシカは公開前から人気の的であった。

しかし、彼女を待っていたのは、あまりにも悲惨な結末だった。映画「キングコング」は”ただの怪物もの”と酷評され、ジェシカも”キングコングの恋人”と揶揄される始末だった。

そして、たちまち映画界からも忘れ去られていった。彼女は華やかなデビューから一転、地獄を見たのである。


1949年4月20日、ジェシカはミネソタ州クロケットで、4人兄弟の3番目として生まれた。ミネソタ大学で短期間学んだ後、パントマイムの勉強をしにパリに渡る。1973年にニューヨークに戻り、ウェイトレスやモデルをしながら演技を学んだ。

そして数々のオーディションに参加、ついに大作「キングコング」のヒロインに選ばれたのだ。前途洋洋の筈だった彼女だが、成功への階段をハナから踏み外してしまったのである。

失意のジェシカを恋人として支えたのが、亡命中のソ連のバレエダンサー、ミハイル・バリシニコフだった。

ハリウッドの風評など気にもかけない”外国人”バリシニコフとの関係は、彼女に女優として復活するエネルギーを与えた。彼女の活力は甦った。

そして、次に救いの手を差し伸べたのが、映画監督のボブ・フォッシーだった。ジェシカは彼の監督作品「オール・ザット・ジャズ」(79年製作)で映画界にカムバックを果たしたのだ。

そして、その好評に続き、「郵便配達は二度ベルを鳴らす」に起用され、大胆かつ官能的な演技で観客を魅了、高い評価を得た。それは彼女が31歳にして手に入れた確固たる成功だった。

オール・ザット・ジャズ郵便配達は二度ベルを鳴らす (1981年版)

83年4月、アカデミー授賞式の会場は、見事に復活を遂げた女優の登場に沸いていた。大拍手を浴びて壇上に立った女優、それは挫折を乗り越え、「トッツイ」と「女優フランシス」でダブルノミネートされ、見事「トッツイ」で助演女優賞に輝いたジェシカであった。

トッツィー

そして、82年、33歳のジェシカは人生の良きパートナーとして、「女優フランシス」の共演者、サム・シェパードを選び、二人は同棲した。6歳年上のシェパードはいくつかの戯曲賞を受賞し、俳優としても劇作家としても円熟期にあった。

その後も二人は共演を重ね、シェパードは自らの監督作品にもジェシカを起用した。入籍こそしなかったが、二人は温かい家庭を育んでいく。私生活の充実は彼女を一層意欲的にした。

取り組んだ作品には、「シークレット 嵐の夜に」「ナイト・アンド・ザ・シティ」「レジェンド・オブ・ヒーロー ロブ ロイ」「ブルー・スカイ」などがある  

   

1994年には『ブルースカイ』でアカデミー主演女優賞を受賞して演技派女優としての地位を築いた。

現在60歳を迎えた彼女だが、「まだまだこれからよ」という声が聞こえてくるようだ。家庭的にも落ち着きを見せ、子供も3人いる。





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Last updated  2009.12.21 21:37:26
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