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カテゴリ:ラ~ロ
リー・レミック、かの有名なオカルト作品「オーメン」での母親役をあなたは覚えているだろうか。恐怖に驚いてカッと見開いた大きな瞳が印象的だった。
オーメン 「オーメン」は6月6日午前6時に誕生し、頭に「666」のアザを持つ悪魔の子ダミアンを巡る物語だ。アメリカ人外交官であるロバート・ソーンはローマの産院で、死産した我が子の代わりに、同時刻に誕生した孤児である男子を養子として引き取り、ダミアンと名付けた。しかし、その子は悪魔の子だった。 愛児の正体を知った母親キャサリン(リー・レミック)の戦慄、恐怖はいかばかりだっただろうか。 ダミアンの正体を暴こうとする者たちが、次々と殺される。避雷針で串刺しにされる神父、ガラス板で首を切断されるカメラマン・・・、思わず目を背けたくなるシーンの連続だ。 リー・レミックは1935年12月14日、マサチューセッツ州クインシーの生まれ。父親はデパート経営のビジネスマン、母親は女優。 アクターズ・スタジオで学び、1953年にブロードウェイ・デビュー。1957年、エリア・カザンの「群衆の中の一つの顔」で映画デビュー。 酒とバラの日々 1962年、アルコール依存症に陥る主人公の妻を演じた「酒とバラの日々」でアカデミー賞にノミネートされた。1966年には舞台『暗くなるまで待って』でトニー賞にもノミネート。70年代に多くのB級作品に顔を見せていた。 76年空前のオカルトブームの中でヒットを飛ばした「オーメン」での母親役は印象深く、恐怖に驚いてカッと見開いた大きな瞳と、華奢な顔立ちの表情は、この作品の象徴となった。 彼女のその他出演作品には「メドゥーサ・タッチ/恐怖の魔力」「刑事」「或る殺人」などがある。 1991年7月2日、享年55歳の若さで天国への階段を登って行った。私生活では二度の結婚をしている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.05.30 11:12:06
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