シネマに賭けた青春「夢を追いかけた日々」の想い出

2012/01/10(火)21:40

好漢 二谷英明氏 霊山へ旅立つ

日活映画(13)

元日活の俳優、二谷英明さんが1月7日肺炎のため亡くなられた。享年81才だった。 私が二谷さんと出会ったのは日活撮影所に入って程なくだったように思う。昭和34年のことだ。当時私は新米スタッフの一員として所内をかけ廻っていた。私が「おはようございます」と声をかけると「おはようございます」と丁重な返事が返ってきた。軽い会釈まで伴っている。 私はオドロイタ。新米の若造に過ぎなかった私にまで差別することなく挨拶してくれる。すでにスタークラスの二谷さんがである。二谷さんは紳士だな、と私は思った。 所内では「エイメイ」さんの愛称でみんなに慕われていた二谷さんは「ダンプガイ」と名付けられアクション路線を支え、裕さん、錠さん、旭さんの相棒役で存在感を発揮した。 [1961年日活:DVDは未発売]【VHS】ろくでなし稼業●監督:斎藤武市//宍戸錠/二谷英明/金子信雄 【中古】(ビデオ) 今夜はエイメイさんを偲んでこの作品を見ることにしたいと思う。 エイメイさん、ゆっくりやすんでください。合掌。

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