カテゴリ:BOOK
何かと忙しくて、いろんな事がストレスとなり、心がザラザラしている自分がとってもイヤ。
ちょっと、現実逃避したくなって書店で文庫本を手にとってみました。 こんな時に手にする文庫は、旅行記が多いのです。 「あぁ~~ どこか遠くに行きたいなぁ~~」この言葉が出てくるときは、かなりマイナスモードになっているのよね。 現実には、遠くに行きたいなぁ~~ なんて思っても無理なのですけど。 だから、他の人が書いた旅行記で一緒に旅をしている雰囲気だけ味わってみたりして・・・・ 今回はパリが舞台の旅行記を手に取って、他の文庫を見て歩くうちに好きな作家の新刊が出ているのを発見。 本の題名にも惹かれ、すぐさま購入。 なんだか、早く読んだ方がいいよ・・・と、どこかで囁かれているよな気がして、一緒に買った旅行記は後回しにして、早速読んでみました。 読み進めていくうちに、とっても心に響く文章がありました。 「誰かに何か、大事なことを伝えるときはね。心の底からよーく考えてからにしなさい。それは、私があの人から教わったこと。言葉にしたとたんに終わっちゃうことって、世の中にはいっぱいあるから」 ―講談社文庫 著者:村山由佳「永遠。」 より引用― ブログを書いていると、言葉の重みをヒシヒシと感じることが多いです。 自分が書く言葉の重み、いろんな方のブログを読んで受ける言葉の重み・・・ 重い軽いはさまざまですが、読んでいて気分が悪くなるような文章に出くわすと悲しくなってしまいます。 もちろん、文章によっては読んでいるこちらも微笑んでしまうような言葉にも多く出会えます。 自分の考えていること、感じた事を書くのがブログだからあまり気に留めることもないのかもしれないけれど、村山さんの文章は頭の片隅に置いておきたい・・・そんな言葉でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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