カテゴリ:ミュージカル
東亜日報の記事を紹介します。
詳しい記事はこちら 韓国では国内初の創作ミュージカル「サルチャギオブソイェ」初演(1996年10月26日)40周年を記念して、毎年10月第4週月曜日を 『ミュージカルの日』と決めたそうです。 そして、発足行事として韓国ミュージカル協会長ユン・ホンジンさん、チョ・スンウさんなど11人がミュージカル人(関係者)の団結を促す宣言文を一緒に朗読するそうです。 本日23日午後6時から4時間かけて開かれる行事では「サルチャギオブソイェ」初演当時主演を引き受けた方を含め100名余りのミュージカル俳優が出演して「ジキル&ハイド」「HEDWIG」「オペラ座の怪人」などを聴かせてくれるもよう。 この行事は劇団四季が韓国進出に対する対応策のために組織された。俳優スタッフなどミュージカル従事者たちが観客達と一緒にする祭りの場を通じて、劇団四季の韓国進出による韓国ミュージカルの危機に対する共感台を形成しようとするもののようです。 韓国はまだまだ、ミュージカルやストレイトプレイに対する文化の浸透度が低いようですので、いろいろと危惧する部分が大きいのでしょうね。 ここからは、私のたわごとなのでご理解いただけない方もいらっしゃるかと思いますが、あえて書かせてもらいます。 私自身、何故劇団四季の浅利氏が韓国にそれも、専用劇場での長期公演に固執するのか理解出来ないのです。 過去に「ハムレット」を上演しようと劇場建設の話がダメになったいきさつがあるのに・・・ 日韓の交流は多くなりましたが、悲しいことですがまだまだ日本は受け入れられていないってっことだと思うのです。 今回の「ライオンキング」を上演するにあたり、劇場の長期にわたり独占的に利用することに対しても反発があったのだと思われます。 劇団四季は舞台へ立つまでの基礎を作り上げるプロフェッショナルな劇団でも有名です。 実際に、韓国や中国でオーディションに合格した俳優達が日本で活躍されています。 だったら、劇団四季が日本で育てた韓国の俳優達が韓国に戻って韓国主体の舞台で活躍できる俳優になって欲しいと送り出してあげることはできないのでしょうか。 実際に今年のミュージカル主演女優賞を受賞したオ・ナラさんは劇団四季でも活躍された方です。 『「ミュージカルの日』を作った経緯が劇団四季の「ライオンキング」の上演に関係していることが見えてしまうのが日本人の私としてはなんだかやりきれないですね。 まだまだ、韓国と日本の溝は大きいのでしょう。 いつの日か、この溝が埋まって何の諍いもなく文化交流ができることを願いたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ミュージカル] カテゴリの最新記事
|
|