初めて韓国へ・・・その4&チョ・スンウさん参加コンサート
チケットを受け取り、劇場へ入るドアの前で係員がチケットの半券を切り重たいドアを開けて中に入る。余談ですが、この時点で日本の大きな劇場とはちょっと違います。まず、日本だったら、ロビーに入る前にチケットの半券を切ってもらうのですがここでは、ロビーは開放されていて誰でも出入り自由。ドアの前でチケット切ってくれるのだけど、入るたびにドアを開けなくてはならないのです。日本では、開演5分前ぐらいまで入口のドアは開いているのですけどね。さて、客席に着くとクラシックコンサート向きの劇場で、例えると、サントリーホールや紀尾井ホールのような雰囲気です。壁も床も木を使っているので、音の響きがとっても良かったです。第1部が終了して2部が始まるまで休憩がありました。次にスンウ君が出てくると思うとドキドキソワソワ。なんだか周りの人達がざわついているので、ふと後ろを見ると、、、、、スンウ君の彼女のカン・ヘギョンさんが座っているではありませんか!!このコンサートの数日前に、2人の交際がマスコミに騒がれていたので、周りの方々も興味津々だったのでしょうね。ヘギョンさんは小さくて可愛いらしい方でした。でも、ヘギョンさんは沢山の視線が辛かったのではないかしら・・・・さて、いよいよコンサートが始まりました。「オペラ座の怪人」のイントロが流れ、オーケストラのメドレーで進んで行き、キム・ソヒョンさんが登場して オペラ座の怪人より「Think of me」を歌ってなんとも高音が美しい!で、やっとスンウ君が登場!緊張しているのか呼吸を整えるかのように小さく深呼吸をするとイントロが流れだしました。曲目は レ・ミゼラブルより「Stars」 スンウ君が「There, out in the darkness」と英語で歌い出た瞬間、私は鳥肌が立ちました。歌いだしを力むこともなく、ジャベールが宿敵ジャン・バルジャンを見つけ出しこれから追うぞ!という気持ちが伝わってくるのです。凄いものを聴いてしまった!!という思いと、ライブで聴けた嬉しさとで曲の終わりには涙が止まりませんでした。このコンサートで歌った曲は、ラマンチャの男より「The Impossible dream」ミス・サイゴンの「Sun and moon」 クレイジー・フォー・ユーより「I got rhythm」カルメンの中のデュエット曲(日本では聞いたことがないかったです)ジキル&ハイドより「This is the moment」「Once upon a dream」「Take me as I am」オペラ座の怪人より「All I ask of me」なんて贅沢な選曲なんでしょ♪とにかく、ライブで聴けたことが何よりの最高で、かなり舞い上がってました。コンサート終了後、友人の通訳でと韓国のファンサイトの管理人さんとお話ができたのも楽しかった。国は違えども、同じファンとして通じるものがあるのですね。ロビーで話をしながらチケットカウンターを見ると、のポスターを剥がしているので、友達に「貰えないかな?」と言うと、係りの人に聞いてくれて、なんと、使用しなかったポスターを持って帰っていいよと、綺麗なポスターを貰えてかなり得した気分でした。そうそう、コンサートには何社も主催協力があり、その中の1社が棒つきのキャンディーを配っていました。私達も、しっかり貰ってきました。帰りの地下鉄の中で、キャンディーを箱ごと抱えている女性をみかけてビックリ!箱ごと貰ってくるとはチャレンジャーですよね。興奮状態覚めやらぬまま、ホテルに戻り帰国の準備。どうにか荷物を詰め込み、就寝。翌朝は、飛行機が午前便だったので、ピックアップが朝の7時!!ボーっとしたままバスに乗り、空港へ。出国手続きをして、飛行機に乗り込みました。寝不足が続いていた私は、座席に座りいつの間にか眠ってしまったようで機内アナウンスが流れた気がして「そろそろ離陸なのかな・・・」と、でも眠気には勝てずにまたウトウト・・・しばらくして、目が覚めてふと窓を見ると!!!!あれ?まだ空港??友達に「もしかして、まだ飛んでない?」と聞くと。「仁川空港の管制塔がトラブルで離発着できないみたいだよ」もしかして、さっきのアナウンスは離陸が遅れるって言ってたのね・・・・眠くて聞いていなかったみたい(汗)なんと、1時間半も遅れての出発になったのです。まぁ、飛行機の中にいたからゆっくり眠れて良かった・・・でも午後便だったらもっと遅れたのでしょうね。後日、友人のメールで仁川空港の管制塔トラブルは、韓国の空港全部の管制トラブルになっていたらしく、どの空港も離発着ができなくてニュースにもなったようです。このトラブル依頼、韓国へ行く時の旅行保険には、「飛行機遅延」をオプションで入れるようになりました。