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カテゴリ:介護の仕事のこと
書きたいことは沢山あってもなかなか時間が取れず、また久々の日記です。
コンピュータを使う仕事から一転し、日本ではまったく未知の介護の世界に飛び込み1ヶ月。 慣れないことばかりでなかなか難しいですが、利用者の方たちの「ありがとう」には本当に日々の疲れも吹っ飛びます。 個人情報になるかもしれないので、あまり細かいことは書けませんが、毎日接する多くの方は70代後半から90歳以上の方たち。 年齢やご病気で、なかなか思うようにお話できなかったり、認知などで同じことやおかしなことを言ったりされることも多いのですが、お世辞ではなくそれ以上にとても勉強になることをお話して下さいます。 自分のやりたかった仕事を捨て、ご主人をどうやって支えたか。 病気になった自分を、奥様がどうやってお世話してくださるか。 嫁に入って大変だったときを、どう気持ちを切り替えて乗り越えたか。 息子や娘家族とのこと。 戦争時にどれぐらい大変で、どうやって生き延びたか。 病気などで介護が必要になって、どうやって努力しているか。 人との関わり方、夫婦や家族のあり方、考え方や見方を変える方法、人生の生き方などなど、色々考えさせられます。 特に入浴のお手伝いの時には一対一でお話しすることが多く、個人的なお話も結構深くでき、 毎回毎回「ほー。」「へー、凄いですね」と心から言えるようなお話をして下さいます。 自分の母と同じ世代なのですが、実の親だけにあまり話さない(話せない)こともあると思いますが、仕事で出会う方たちは「他人」であるから逆に話せるのかもしれませんね。 でも、そこらじゅうにいる普通の「お年寄り」一人ひとりに当然ですがドラマがあって、どの方も尊敬できることが沢山あってびっくりしました。 近所の高齢者サービスの職員募集で「お年寄りの好きな方」と書いてあるのを見て、「保育園の職員募集の子供の好きな方じゃないんだからー」と思ったことがありましたが、今は「お年寄り好きな方」の好きだという理由が分かる気がします。 正直苦手な旦那の父親の話も(言葉の問題はあるけど)、一度聞いてみようかなという気になってきたかも。。あの大きな声をやめてくれたらですが(苦笑) おまけ 富山土産のするめにかぶりつくサラパオ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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