テーマ:本のある暮らし(3201)
カテゴリ:読書の時間
どらまドラマ化もされていたそうで・・・、見てないので知りませんでした。 野沢作品、基本的に難解なこと無いんですが、特に本作は非常に分かり易い話運びでして物語途中(もしかしてこれでも遅い?)で、大凡のオチ判りました。しかし、今回主人公(かなり印象薄いです)で語るのは事件そのものでなく家族です。失踪する二家族(が、前半の謎)もそれぞれが抱える問題を後半での逆境が癒します。 ファン冥利としては、作者の他の作品がたった一言程度とはいえリンクしているのにニンマリ。残念ながら全作完読している訳ではないので、私は二作品しか判りませんでしたが何となく他にも?というような箇所が見受けられたのでどうでしょうか プロローグから最後まですべてが繋がって話が進むので読みやすいんですが、蛇足的な伏線が殆どないのが今回は少々味気なかったようにおもいます。 しかし、野沢さん惜しいです。少し前に読んだ呼人でも触れたんですが、いよいよ今週から『坂の上の雲 第二部』始まります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 3, 2010 12:53:47 AM
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